町田市社会福祉協議会 ここなび

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2017年06月

「勇気は一瞬、後悔は一生」
「死ぬこと以外は、かすり傷」

私はいつも失敗を恐(おそ)れて躊躇(ちゅうちょ)し、一歩を踏(ふ)み出すことができない性格でした。せっかく良い思いつきを持っていても、それをぐっと飲み込んでしまう。行こうか迷っている内に先を越(こ)されてしまう。人との付き合いも怖(こわ)がってばかりで、話しかけたくても話しかけられない。言えばよかった、行けばよかったのにと後悔(こうかい)することがよくありました。そんな自分が嫌(きら)いで、心の中でいつも自分を𠮟りつけていました。

「勇気は一瞬、後悔は一生」

この言葉は私が高校生の時に書道の授業を取っている友人が書いた文でした。この言葉を見た時、はっと気づいたのです。一瞬の勇気をためらって、ずっと後悔しているのはなんて馬鹿(ばか)らしいのだろうと。それ以来、ためらうことがあっても「どうにでもなれ!」という気持ちで行動を起こすようになりました。
 この言葉の元は本のタイトルから来ているようです。

「死ぬこと以外は、かすり傷」

失敗はいくつになっても怖いもの。誰だって怖いものです。失敗を恐れてばかりだった私が出会ったのが、この言葉でした。初めて見た時は思わず、くすりと笑ってしまいました。この言葉をきっかけに、何か失敗してしまっても生きてさえいれば必ず挽回(ばんかい)のチャンスがある、死ぬことに比べればなんてことはない、そう思えるようになりました。
 この言葉は水彩画の巨匠(きょしょう)である永山裕子(ながやまゆうこ)さんがラジオのイベントのために作った名刺(めいし)に書かれた言葉です。

今思えば、私は様々なチャンスをダメにしてしまっていたかもしれません。それらを取り戻すため、今はいろんなことに挑戦(ちょうせん)してみようと思っています。まだまだ遅(おそ)すぎるなんてことはない、気づくことができた今がチャンス。言葉に支えられながら一歩を踏み出せば、そこには新たな世界が広がっていて、より人生を豊かにできる。そう信じて日々、生きています。