町田市社会福祉協議会 ここなび

2021年09月

「生きづらさや世の中の空気の息苦しさを感じているみなさんへ」

さくら相談員

コロナ禍の今、多くの人が今までとは違う生活をしなくてはならないことにとまどい、不自由を感じていることでしょう。遊びに行くにも制限があったり、楽しみにしていた行事がなくなったり、制約の中で暮らさなくてはならない上に感染の不安がある生活は、生きづらく息苦しさを感じてしまっても仕方がないかもしれません。
100%幸福で楽しくて素晴らしい生活とはどんな生活なのでしょう。コロナ禍が終わったとしても別の問題が起こる可能性は十分あります。楽しいことがたくさんあっても、別れや悲しみや苦しいことが全くなくなるということは難しいのが現実です。 「100%の幸福な理想」と「生きづらく息苦しい現実」との間に折り合いをつけて生きていくのが「人生」だと考えてみるのはどうでしょうか。
先日、甲子園で、逆転のチャンスに恵まれながら雨のために試合終了となって負けてしまったチームがありました。どんなに悔しかったことでしょう。それでも現実は変わらない。悔しさが消えることはなくても、その痛みとともに幸福や楽しみを見つけていくことはできるのです。その試合に出られなかった選手もいます。甲子園が中止になってそもそも目指すことすらできなかった昨年の選手もいます。甲子園のように夢中になれるものがない人もいます。その人たちにはまた違った悔しさがあるかもしれません。人の思いは人それぞれ、比べることなく、自分の中の気持ちと折り合いをつけて、「人生」を生きていきましょう。ここなびはそんなみなさんの人生の応援者でありたいです。