はじめての傾聴講座 | 社会福祉法人 町田市社会福祉協議会
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はじめての傾聴講座


「はじめての傾聴講座」開催レポート

2025年3月25日(火)、午後2時から「はじめての傾聴講座」を開催しました。昨年に続き、今年も大好評のこの講座。講師には、特定非営利活動法人パートナーシップアンドリスニングアソシエーションの後庵正治(ごあん・まさはる)さんをお招きし、傾聴に初めて触れる方向けにわかりやすくお話しいただきました。今回は、なんと63名もの方が参加され、会場は熱気に包まれました。

「聴くこと」は、思っているより奥深い

講座では、実際の事例紹介に加え、ロールプレイングや質疑応答を通して、参加者の皆さんに「傾聴」を体験していただきました。

「最初は知らない人と話すのは緊張したけれど、やってみたら楽しかった!」
「ロールプレイの相手の方がとても素敵な方で、よい出会いになりました」

そんな声が次々に届き、ロールプレイングの時間が「足りなかった!」という嬉しい悲鳴も。実際に“聴く側”にも“話す側”にもなってみることで、ただ聞くだけでない、「聴くことの大切さ」を体感できたようです。

ロールプレイの様子

信頼関係をつくる「聴き方」を学ぶ

普段の会話ではあまり意識しない「傾聴」。
でも実は、先入観や思い込みを手放し、相手をまっすぐ受け止める姿勢が求められます。

参加者からはこんな感想も。

「家に帰って、子どもとの会話に早速活かしてみました」
「仕事のコミュニケーションにも、ぜひ取り入れたいです」

傾聴を通して、自分と向き合い、相手の言葉に丁寧に耳を傾ける。
その姿勢が、家族や職場など日々の人間関係にも少しずつ良い変化をもたらしてくれそうです。

質疑応答の様子
真剣な表情でロールプレイングする受講者

傾聴は、誰でも、どこでも、始められる

今回の講座は、傾聴ボランティアを目指す方はもちろん、日常のコミュニケーションをもっと良くしたい方にとっても、とても有意義な内容となりました。

“聴く”ことから始まる、人と人とのつながり。
興味を持った方は、ぜひ次回の講座にもご参加ください!(傾聴ボランティア養成講座は、まちだ社会福祉だより5月号(241号)掲載予定)