社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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情報化社会(じょうほうかしゃかい)を生きるあなたに
~パソコン・ケータイの光とかげ~

みなさんは、パソコンやケータイでインターネットやメールを使ったことはありますか?
日本でインターネットを利用(りよう)したことがある人は、2006年には人口の約7割(わり)の8700万人を超(こ)えていると言われ(総務省「情報通信白書(じょうほうつうしんはくしょ)」より)、今も増(ふ)え続けています。
インターネットやメールを利用すると、世界中の人たちと情報(じょうほう)をわかちあったり、意見を交換(こうかん)することができます。これからも、ますます便利に、パソコンやケータイの可能性(かのうせい)はどんどん広がっていくことでしょう。

でも、自由にいろいろな人とつながることができるパソコンやケータイには、自由であるがゆえの危険(きけん)もたくさんひそんでいます。十分に注意をはらわないと、トラブルにまきこまれることもあるのです。
使う人ひとりひとりが、便利な面と危険な面のどちらもわかった上で、責任(せきにん)を持って使っていけるといいな。

今月は、そんなパソコン、ケータイの光とかげを一緒(いっしょ)にのぞいてみましょう。

情報化社会を生きるあなたに

私たちは、新聞や雑誌(ざっし)、携帯(けいたい)電話、テレビなどのマスメディアやパソコンなどを通して、実にたくさんの情報に接(せっ)しています。

また、携帯電話やパソコンのメール、ブログや電話などで他の人とのコミュニケーションを図(はか)っています

世界はこれからもますます情報化社会として発展(はってん)していくことでしょう。このような情報化社会で生活している私たちは情報とどのように接していけばよいのでしょうか。

1. その情報は正しい?役立つ?確かめよう!

情報の中には間違(まちが)っているものや、他人に対する悪質(あくしつ)な嫌(いや)がらせの内容を含んでいるものがあります。

その情報が正しく、本当に役に立つものか確かめる目を養いましょう。
⇒ 自分だけで判断(はんだん)しないで、大人の人の意見を聞くことも大事です。

2. 情報を上手に集めよう!

常(つね)にアンテナを張って自分が必要とする情報を集めましょう。
それには関心のあることや目的をしっかりもつことです。

⇒ 目的がしっかりしていれば、新聞などのメディアやパソコンなどから必要な情報を容易(ようい)に集められます。

3. 情報の整理をして活用しよう!

情報は「北京(ぺきん)でオリンピックが開かれる」「隣(となり)に子犬が生まれた」などいろいろあり、他の人には何の意味(いみ)もない情報でも自分には大変価値(かち)があったりします。


 たくさんの情報の中から自分にとって必要な情報をキャッチし整理して活用できるようにしましょう。

4. 情報を正しく相手に伝えよう!

自分が発信する情報は相手にどう伝わるかまで考えて、正しい情報を発信するように心がけましょう。何気(なにげ)なく使った言葉が相手を傷(きず)つけることがあります。


⇒ 根拠(こんきょ)がしっかりしていて自分の真意(しんい)が正しく伝わるよう言葉を選(えら)んで発信することが大切です。

5. 情報機器(きき)やメディアを有効(ゆうこう)に利用しよう!

パソコンや携帯電話など上手に使うことで豊かな情報が得られます。しかし、誤(あやま)った使い方をすると危険なことに巻(ま)き込(こ)まれたりすることがあります。
 

⇒ 使い方のルールを決めて有効に利用しよう。

情報は自分の考えをまとめたり、学習に役立てたりすることができます

また、情報のキャッチボールは人とのコミュニケーションの基本(きほん)です


情報を活用して豊かな生活を送(おく)れるようにしましょう

パソコン・ケータイの光

インターネット・ブロードバンドがひらく未来

★ブロードバンドって、なーに?

インターネットの世界で、急速に広がっている「ブロードバンド」は、大量の情報を一度にすばやく伝える超(ちょう)高速回線。代表的なものに、ADSL、光ファイバー、CATVなどがあるよ。

みなさんの中にも、もう使っている人がいるかな。

★どうして、人気があるの?

それは、パソコンや携帯で、映像や音楽、大量の画像(がぞう)データなどを送受信できるから。

電話回線では、送信やダウンロードに時間がかかるけれど、ブロードバンドは、電話回線の10倍~100倍のスピードなんだ。それに、ブロードバンドは、常時(じょうじ)接続されているから、いつでもホームページを開き、データのやりとりや検索(けんさく)ができるよ。


ブロードバンドで、こんなこともできる!

①インターネット・ラジオ/テレビをみる

インターネットで音楽を聴(き)き映像(えいぞう)をみる。海外の番組をリアルタイムで受信。チケットの取れなかったコンサートを、ライブ中継(ちゅうけい)し自宅でみる。

②オンデマンド配信を楽しむ

好きな映画やコンサートビデオをダウンロードしてゆっくりと楽しめる。みたいビデオが貸(か)し出し中ということもない。

③テレビ電話〔ビデオ・チャット〕

今までの電話やメールなど、音声や文字を中心としたものから、ムービー〔動画〕を伴うコミュニケーションに。顔が見られる分、言葉だけでは表現(ひょうげん)できない微妙(びみょう)な気持ちも伝えられる。

④変わる家電製品

さまざまな家電製品をブロードバンドネットワークに「常時接続」。
例えば、外出先から自宅のエアコンの温度調節(ちょうせつ)や、ビデオの予約録画(ろくが)や、お風呂を沸(わ)かしたりできる。また、おじいさんやおばあさんがポットを使うとインターネットを通じて離(はな)れた家族にその情報が送られる。

⑤ソフトのオンライン・レンタルができる

インターネット経由(けいゆ)で、いろいろなソフトを借(か)りられる (ASPサービス)。

パソコン・ケータイのかげ

かげという字をいくつ書けますか?
陰、影…。2つでしょうか…。
古来、日本人は”かげ”を大切にして来ました。
谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)の「陰翳礼賛(いんえいらいさん)」(※注1)は
そのもっともなものです。
光とかげは表裏(ひょうり)一体。

そのかげの部分を大切に、そして、光を大切にして来ました。

ハッキリ言います。
「かげは光とひとつであるもの」 悪ではありません。

かげを悪にしてしまうのは、人間の持つ「悪意(あくい)」です。
人に面と向かって、ネット上で書くような悪口を、あなたは言えますか?
悪意のある情報を、メールでたれ流した、その同じ分量の悪意が
あなたに返って来るとしたら、それを平気で出来ますか?

怖い(こわい)のです。
近頃の事件(じけん)が…。
今、顔なしになって、加害者(かがいしゃ)になる人がいる。

その顔なしの発するものに踊(おど)らされて、または深く傷ついて自死を選ぶ人がいる。
硫化水素(りゅうかすいそ)の事件。いじめの事件。
付和雷同(※注2)の噂(うわさ)の数々。

しっかりして下さい、皆さん。
便利なものは便利に使いましょう。
あくまで人間の品格(ひんかく)を持って…。悪意を見抜(みぬ)く力をつけましょう。

それには、温かい血の流れている人間とつきあうことが大切なのです。
笑う、怒る、泣く、叩(たた)かれると痛い、キラリと光る目の中のことば…。
生の体験をいっぱいして下さい。
大自然の中での体験もいっぱいして下さい。

その中で、この「光とかげ」を我(わ)がこととして、
もう一度考えてくれるとうれしいです。
すべて、あなたの生き方そのものなのですから…。

むずかしいことばのせつめい

※注1 陰翳礼賛(いんえいらいさん)
「かげ」をいとおしむという、日本的な感覚が書かれた文章。 いろいろな角度から「かげ」について考えられている。

※注2 付和雷同(ふわらいどう)
わけもなく他の考えに賛成(さんせい)すること。

インターネット利用上の注意

こんなことに気をつけよう!

①有害(ゆうがい)なサイトにアクセスしない。 
 クリックする場所に気をつけよう。

②通信料(つうしんりょう)にご用心!
 請求書(せいきゅうしょ)が届く前にチェックを。

③パソコンに侵入(しんにゅう)されたり個人情報が盗(ぬす)まれないように、
 セキュリティ強化ソフトを入れ、安全を守るよう心がけよう。

④ネチケット(インターネットを利用する時の礼儀(れいぎ)やマナー)を守ろう。
メールや掲示板(けいじばん)を使う時には、内容がトラブルに発展(はってん)しないか、相手を傷つけたり相手が誤解(ごかい)しないか考えよう。

⑤ユーザーID(アイデイ)やパスワードを他の人に教えない。