社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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夢の職業~高校生に人気の職業~

あなたの夢の職業は何ですか?
その職業は、社会の中でどんな役割をしているのかなぁ。
どうやれば夢の職業に就けるのかなぁ。

高校生になると進学・就職のことが気になりますよね
将来について考えてみよう

学校の先生

教師を目指す皆さんへ

(1)教員になるためには・・・

教員と一口に言っても中身は様々ですが、一番皆さんに身近なものは小学校、中学校、高等学校の先生ではないかと思います。これからの学校の教員になるためには、教育職員免許状(教員免許状)の取得が義務付けられています。教員免許状を得るためには、大学(短期大学を含む)に入学し、それぞれの専門課程を履修することは勿論ですが、それ以外に教職課程の決められた単位(教育実習を含む)を履修しなければなりません。ですから、進学先を選ぶときには、教職課程がおかれているかどうか、また、希望する学校(小か中か高か)の免許状が取得できるかどうかを確かめる必要があります。その点、教育系の大学(教育大学や学芸大学)への進学が望ましいでしょう。

教員免許状は、きめられた単位を習得後に、都道府県教育委員会へ申請すれば交付されます。教員免許状があれば、先生になれますが、公立の学校(都立や区立、市立等)の教員になるためには、都道府県教育委員会が実施するそれぞれの学校の教員採用試験に合格しなければなりません。詳しいことは各大学や教育委員会へ問い合わせて確認して下さい。

(2)教員の仕事で大切なことは・・・

教員の仕事は児童生徒の教育です。主として、学習指導や生徒指導が中心です。教員としての仕事をする上で、大切なのは児童生徒や保護者からの信頼です。教育は児童生徒や保護者との信頼関係が前提となるからです。

日常心がけておきたいこと

  1. 教員としての責務を自覚し日頃の言動に注意する
  2. 様々な研修や自己研鑚を通して、指導力の向上に努める
  3. 生徒の個性を尊重する
  4. 生徒へのあたたかい気配りを忘れない

また、児童生徒の悩みや心配ごとにも相談にのれるような、豊かな人間性も求められます。様々な点で未熟な生徒に関わる仕事ですから、あせらずにじっくりと生徒の成長を見守る姿勢も大切です。児童生徒が、学校で元気に生き生きと活動し、日々成長していく姿を見ることが先生として最大の喜びでしょう。

医師

医師をめざす方に

今、深刻な医師不足が続いています。厚生労働省によると、医師の充足率は、首都圏・近畿圏は、概ね90%ですが、地方の病院や離島に行くほど深刻です。

特に、小児科や産婦人科、救急医療などでは、勤務が過酷なため希望者が少ないそうです。現場では、患者さんの命を守る熱意のある医師をたくさん求めています。やりがいのある職業ですから、皆さん、是非挑戦してください。

◎ 大学附属病院に勤務するK医長さんに聞きました。

この仕事についたきっかけは?☆国境なき医師団の活動の様子。
重体の母親の病気や小学生の頃骨折した足を治していただいた感謝の気持ちから決意。
仕事をして うれしかったことは?☆患者さんから「ありがとう」という感謝の言葉をいただいたとき。
退院するときの家族の笑顔。
仕事をするうえで心がけていることは?   ☆患者さんのちょっとした体調の変化を見落とさないこと。
入院している患者さんへの声かけと気配り。
医師に向いているのは どんな人?☆社会的な使命感のある人。
そして、患者さんの気持ちをよく理解し治療に当り、進歩する医療の勉強に生涯努力できる人。

◎ よい医師になるためのひと言

◇今、どの病院も、医師を中心に看護師や薬剤師、臨床検査技師、介護士などとチームワークを組んで治療にあたる「チーム医療」を行っています。

ですから、スタッフとのコミュニケーションや患者さんへの病気説明が求められます。従って、日頃より勉強だけでなく、友達との円満な人間関係づくりも大切ですよ。

◇ 医師への道

医師への道

介護福祉士

介護福祉士

介護福祉士とは

介護福祉士は、特別養護老人ホームを始めとする社会福祉施設や訪問介護先で、体の不自由な人の日常生活を介助する職業です。これは国家資格であり、一定の要件を満たした人がなることができます。

この職業は、介護を必要とされる方々からの感謝の気持ちや笑顔に触れることが出来る、とてもやりがいのある仕事です。

介護福祉士になるには

介護福祉士になるには、介護福祉士の国家試験に合格するか、専門学校や大学などの厚生労働大臣が指定する養成施設で、必要な単位を取得し卒業する方法があります。ただし、最近の制度改正で以下のような重大な変更がありました。

それは、養成学校の卒業者も国家試験を合格することが必要になったことです。

この改正は4年制大学の人は平成21年入学者から、2年制の専門学校等の人は平成23年入学者から対象になってくるので、これを読んでいる人のほとんどは国家試験が必須になるということになります。

現在の介護福祉士の国家試験合格率は50%弱なので、この影響は極めて大きいと考えられます。

厳しい現実

介護福祉士は、生活に不自由がある人の手助けをする立派な職業です。それなのに、介護職は離職率が高い仕事であるというのも、また現実なのです。

  1. 賃金が安いこと
  2. 人の死に触れることが多いという精神的な負荷
  3. 介助等の肉体的な負荷

辞めてしまう人もそうでない人も、やりがいの高さと賃金の安さという現実との間で闘っているのが現状です。しかし、力仕事をロボットに代わるなど機械的介助も導入されてきています。

介護福祉士になるには費用も時間もかなりかかります。せっかく資格を取ってもすぐに辞めてしまうのはもったいないというものです。実際に働いている人に話を聴くなど現実を正しく把握した上で決断することを望みます。

介護福祉士を目指すあなたに

厳しい現実を知った上でも介護福祉士になりたいというあなたを心から応援します。

人と直接的に関わる仕事で、他の仕事では味わえない充足感や満足感が得られることと思います。そして、それらはお金では決して得られない貴重なものとなるでしょう。どうか現実に負けずに頑張ってください。

カウンセラー

心の専門家心理カウンセラーの仕事について

<心理カウンセラーの将来への展望>

仕事の未来は明るく大きく成長する可能性を持ってます。現在小中高には各学校にスクール・カウンセラー1名の配置が義務付けられてます。病院では不安を持つ患者や家族へ、病気や治療の相談、心理療法などに需用が増して来てます。保健所や精神保健福祉センター、行政の福祉部門、発達障害分野でも配置要請が増して来てます。

人材の養成供給が少ないので現在は人員が不足してます。この職業は社会的価値が高く、非常に遣り甲斐の有る専門職です。これを読み興味を持った方は是非この仕事に挑戦してみてください。

<心理カウンセラーの仕事内容>

カウンセラーは社会生活での悩みの相談を受けて、解決を希望する人(クライアントと言います)の悩みに耳を傾け、クライアントの心に寄り添い、問題を整理して解決の糸口を探す手助けを行います。クライアントと共に問題を見つめ共有して、本人がどうしたいのか、どう解決したいのか、一緒に探す心理的援助を行います。クライアントが持つ悩みの裏側に有ります可能性を見出して行くのですね。特別に精神医学や心理学を修めた専門家です。スクール・カウンセラーは、自我の確立期に有る青年が持つ悩みや不安、問題などを、生徒と共に話し合い解決を一緒に探します。身内の人の死亡などに出会った人の喪失感、大きな災害、地震、津波、事故などから強い心理的な衝撃を受けますと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)が起きる場合が有ります。被害者(クライアント)からの話しを聴きながらPTSDに対処します。心の病の治療を行います精神科医療では、精神科医、カウンセラー(臨床心理士)、看護士が共同で治療を行ってます。

<心理カウンセラーの資格について>

大学で心理学を学びその後に修士課程に進みます。ここで臨床心理学、臨床心理面接論などを学びながら、カウンセリングの訓練を受けます。人の話しに耳を傾けて聴く(聞くと違います)のは、大変難しいのですね。教授と学生が一対一で組み厳しい訓練が行われます。修士課程を終了後に臨床心理士の認定試験を受けて、合格しますと臨床心理士として資格が認定されます。心理カウンセラーには臨床心理士の資格が必要です。

<カウンセラーに求められる資質>

カウンセラーの素質としては、自分の心を明確に認知出来てる自覚が有ること、自分と他人の心の動きに敏感なこと(感受性では有りません)、人の心の中の矛盾を受け入れられることが挙げられます。資質としては人間の理解、人間に関する知識を良く勉強してて、自分自身を良く知ってることが求められます。良きカウンセラーになるためには、実際のケースに当たり沢山の経験を積む事が大切です。

美容師

美容師

美容院 (サロン) は、おしゃれを楽しみ、きれいにしてもらえるスペース。たとえ限られた時間であっても忙しさから解放され、現実の生活とは違うムードの中で、自分を楽しむ場所です。美容師は多くの人々の髪を整え、ハッピーにさせる素敵な仕事と言えるでしょう。

美容師への憧れ

  • メークや着付けなど総合的に美を追究する。
  • 美しさという自己表現ができる。創造性がある。
  • お客さんと1対1で接し、自分の仕事の成果がすぐ分かる(それだけに厳しい面もある)。
  • 将来を見据え、日々の積み重ねが未来につながる。
  • 自分の腕一本で、自立できる。

プロになるためのステップ

一般的なコース
専門学校卒業→国家試験取得→サロン就職

働きながら学ぶコース
サロンで見習生として、働きながら、美容専門学校へ通う道もあります。

美容師になるためのパスポート

 美容師になるための専門(各種)学校は次のような課程があります。
 昼間課程(2年間)   夜間課程(3年間)  通信課程(3年間)

 卒業した後、国家試験を受験し、合格する必要があります。国家試験の受験から免許が交付されるまでには、実技試験(2課題)、筆記試験の両方共に合格しなくてはなりません。

 筆記試験・実技試験を受験→合格(合格証書が交付される)
      →免許が交付される(申請が必要)→免許証取得

美容学校で学ぶために

  • パンフレット、本、インターネットなどで情報を収集することからスタート。
  • 自分自身の目で自分にあった学校を探しましょう。
  • 一日体験入学のシステムを取り入れている所もあるので積極的に参加することを勧めます。

納得した上で目標に突き進みましょう

お客さんは、自分に似合う髪型にしてもらいたいわけです。満足していただくためにも、研修を積み重ね、技術と感性を磨いた美容師になることです。

カリスマ美容師と言われている人々も、一見、花形の職業には見えますが、最初は同じスタートラインに立っているのです。「努力」が成功につながったのでしょう。

 *美容師という職業は、どんな職業なのか、納得した上で突き進みましょう。