社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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Q5-602 自分が嫌(きら)いです。

面白くないことでも愛想笑いをしてしまう癖(くせ)があります、本当に思ってることを伝えられません。自分が嫌いです。きっとみんなもそれがわかってるから私のことは好きじゃないと思います。自分がいやですもう死にたいです。どうすれば自分に正直になれますか?どうしたら自分を好きになれますか?

回答

「愛想笑い」とは『相手に良い感じを持たれようとしてする笑い(広辞苑第7版)』
愛想笑いでの効果は①相手に気づかいができる②コミュニケーションがスムーズに進む③その場の雰囲気を壊さない④自分の印象を良くする等、があります。
学校・家庭・社会で生活していく上で誰もが使うもので、大人の社会では物事を円滑(えんかつ)に進めるためによく使うツールだと思います。
あなたは「愛想笑い」を悪いイメージでとらえているようですが、そんなことはないです。中学生にして「愛想笑い」が使いこなせ、そんな自分を客観的に見つめなおせるあなたはすごいと思います。きっとあなたは周りの雰囲気や相手の気持ちに敏感(びんかん)で人一倍気遣いができる方なのではないでしょうか。
よく考えてみると「愛想笑い」って「相手の考えに『共感』する」ことであって『同感』することではないですよね。「愛想笑い」をしたからと言って相手の考えをすべて肯定(こうてい)したことにはならないのです。あなたはその「愛想笑い」の陰(かげ)に自分の考えをきちんと持ち、それが相手に伝えられずにもやもやし、しんどくなってしまっているのですね。自分の本心を相手に伝えたいのですよね。
いきなり「愛想笑い」をやめましょう、というのはハードルが高いと思います。面白くないときは「無理して笑わない」怒(おこ)っているときは「むっとしてみる」嫌だなと思うときは「行動しない」等、「愛想笑い」ではなく違う反応をして自分の気持ちを表現してみてはどうでしょうか?
そして、信頼のできる人、身近にいる人に自分の本音を聞いてもらい理解してもらうこともあなた自身が自分に正直になれるきっかけになると思います。相手を理解すると同時に自分の気持ちを相手に理解してもらうための行動もしてみましょう。きっと道が開けてくることでしょう。
またここなびにも相談してくださいね。

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