人の気持ちを思いやることができません。なにか発言する前に、伝えたいことをそのまま伝えて相手が嫌な気持ちになるか後々どうなるかなどを考えて発言できなかったり、後先考えず不快にさせてしまうような行動をとってしまいます。それが原因で相手に悪く思われてしまったり、関係が悪化して最悪縁が切れてしまったことも何回かありました。実害が起きているのに未だ変わろうと思えない自分にも呆れます。どうすればこんな性格でも人間関係を円滑にすすめることができるでしょうか？
回答
ここなびに相談をありがとう。
「人の気持ちを思いやることができない」と悩んでいるようですね。そして自分の行動を
「後先考えずに相手を不快にさせてしまう」と自己分析もできている。「未だ変わろうと思
えない自分に呆れる」とありますが、自分の行動を客観視し、変わろうとしているあなたの
葛藤が読み取れ、心の底に相手に対する思いやりの気持ちがあるからこその相談と感じ取
れます。
人と人との関係は決まりがあるわけではないし、相手のあることなのでとても難しいもの
だと思います。自分は良かれと思って単刀直入に発した言葉が時に相手を傷つけてしまっ
たり、また逆にその言葉で相手が救われたりすることもあるでしょう。
発信した結果がどうなるのかはケースバイケースでわからないというのが現実だとも思い
ます。
一般論として、人間関係を円滑に進めるためにはまずは相手の話を聞き、相手のことを否定
しないことが大切だと思います。「あーそうだったんだね」「大変だったね」とまずは受け止
め、共感することが相手との信頼関係を築くうえで大事だと思います。さらに相手の心の中
を観察しながら相手がどんな性格なのかを推し量り、一呼吸おいてから相手の気持ちを想
像した発言ができると良いですね。
あなた自身がわかっているように、『伝えたいことをそのまま伝えたら相手がどんな気持ち
になるか』を考えて行動できたらいいですね。
最後に…
あなたの伝えたいことを隠すことなくそのまま伝えるという行動は時に良い効果を奏する
こともあると思います。言われた相手は心を傷つけられたと思うかもしれません。でもしば
らくしてから考えると言われたことが的を得ているということがあるものです。
あなたの発言や行動をすべて否定するのではなく、過去の苦い経験を踏まえ、それを生かし
ながら前に進んでいけることを期待します。
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