社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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Q5-641自分はいないほうがよかったと思ってしまいます。

 

私は小学生で2年生の頃に耳が聴こえにくかったりしたので病院へ通ってました。

最初は早く治ってほしいなと思ってたけど5年生とかになってからは、学校へ行きたくないから病院へ通っておきたいなと思うようになりました。

4年生の終わりから小児科とカウンセリングも受けたりして通うところが多くなっていました。

親にも迷惑をかけたりしていて正直自分はいらないほうが良かったんじゃないかって思ったりもします。

5年生で起立調節障害というのが少しあると言われました。

そこからは毎朝薬を飲んで学校に登校していましたが、朝はなかなか気分が優れず親に毎朝送ってもらっていました。親には「送るのにも体力がいるんだよ」って言われました。

友達にも「なんで毎朝歩いてこないの」と言われました。

自分のことを説明しても友達は理解してくれませんでした。

自分は昔から爪を噛みちぎる癖があって今でも治っておらず、親にもバレてるから時々爪を伸ばそうねと言われますが、ずっと昔から続けていたので中々治す事が出来ません。

爪の噛み癖でずっと悩んだりしていますが、機能性難聴というのもあり、私はずっと病院へ通ってます。

最近では死にたい、自分はいないほうがよかったと思ってしまいます。

         

回答

ここなびに相談してくれてありがとう。

小学校2年生の頃からずいぶんと大変な思いをしてきたんですね。

難聴、起立調整障害とありますが、どれも他の人からはわかりにくい病気で周りの人から理解されにくいから余計につらい思いをしてきたことと思います。

学校のお友達のようにみんなと同じように歩いて学校にいきたいけど体が思うように動いてくれない、自分のつらさをお友達に理解してもらえない…。考えれば考えるほど学校に行きたくなくなっちゃいますよね。

そんな気持ちの中、あなたは頑張って学校に通っているし、病院にも長い間通って自分の病気ときちんと向き合っていますよね。カウンセリングで自分のことを話すのだって大変なエネルギーがいることだと思います。簡単にできることではないですよ。陰にはお母さんの手助けがあり、大きな力になっているのでしょう。同時にあなた自身も少しずつ成長していることを感じます。お母さん自身も大変な思いをしているのだろうとお母さんを気遣う気持ちももちろん大切ですが、あなたのことを大切に思っているお母さんはきっとあなたに寄り添ってくれることでしょう。素直に甘えてもいいのではないかしら。

これからも病気とは長く付き合っていかなければならないかもしれません。

つらいこともあるかもしれないけれど、つらい時には「つらい」と言っていいんです。あなたはひとりじゃないのですから、あなたのつらい気持ちをお母さんや周りにいる人に話してください。誰かに話すことできっと気持ちが楽になることでしょう。

そして自分ができない事を他の人と比べるのではなく、あなたが今できることをゆっくりとあなたのペースでやっていけばいいのです。時には自分の良い面を見つけて自分をほめてあげるのもいいでしょう。自分の気持ちに素直になり、あなたが感じたそのまま気持ちを大事にしながら自分らしく、そして自分を大切に前を向いて行ってほしいです。

爪噛みについてはあなたが治したいと思っているならばいろいろな方法はあると思いますが、これについても焦らずゆっくりと考えていきましょう。

ここなびはいつも大切なあなたを応援しています。

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