社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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Q533 自分が悪いと責めています。自傷行為をやめたいのにやめられないです

初めて相談します。
私は半年前から自傷行為をしています。
ちょっと嫌な事があったりすると腕や二の腕太ももなどをカッターやカミソリで切ったりしてしまいます。
こんなの友達に見られたら引かれるしやめたほうがいいというのも分かっています。
けど楽しい事よりも嫌な事の方が確実に多くネガティブな考えにしかなりません。学校も不登校ぎみで親にも何で行ってくれないの?普通に行って。など言われるのが凄くストレスで普通に産まれてこれなくてごめんなさいと思ったり学校も行けない友達も少ない周りの人に嫌な思いしかさせなくてごめんなさいと思って自分が悪い自分が悪いと思っているうちに、切ろうと思って切ってしまいます。
誰も心配してくれる人もいなくて褒めてくれて頭を撫でてくれる優しい人すらもいなくて辛くて辛くて泣いてとそうしてくうちに傷がどんどん増えていきます。
こんなの間違ってるし早くやめたいのにやめられないです。なんとかしたいです。

回答

ここなびに相談してくれてありがとう。

普通であることを求められて、負担になっているのですね。
「普通ってなんだろう。みんなと同じってなんだろう」
一人ひとり違うのに、普通という枠にはめたがる、はまると安心するってなんだろう。
みんなのなかにいることは、安心で安全だと思っているからかもしれません。
(ところで、みんなって誰のこと?)
「楽しい事よりも嫌な事の方が確実に多くネガティブな考えにしかならない」と思っているんですね。
実は、「ネガティブな考え」をもつことは、あなたにとって、大切なことでもあります。
なぜなら、「ネガティブな考え」をとおして、「どうしたらいいんだろう」と自分に問いかけているからです。
あなたは、自分以外の人の意見を聞いてみようと決断し、ここなびに相談しました。
行動を起こしたあなたを、私はすごいと思います。

ここで、一つ提案があります。
心がもやもやしたり、苦しくなったら、自分のことをぎゅっと、ハグしてみてください。からだが安心したり、心地よいと、不思議と心もほぐれてくることがあります。
※「セルフラブ」といいます。
それでも、やめられないと思ったら、また相談してください。
私たちここなび相談員は、またみんなで考えます。

※セルフラブ
“セルフラブ”をインターネットで調べてみると、とてもたくさんの情報が出て来て、捉え方が難しいかもしれません。そこで、私の解釈する簡単方法をご紹介しますね。

あなたの我慢や努力を一番知っているのは、自分ですよね。
それを誰かにわかってもらいたいとか、私がこんなにやってるのにどうしてとか、周りの人がわかってくれないと、悲しい気持ちになってしまいますね。そんな時、誰よりも自分をわってくれるのは自分なんです。自分の最高パートナーは、自分です。
批評は誰でもしてくれます。だから、自分まで批評家にまわる必要はないのです。自分だけは、自分を認めましょう。

お風呂や寝るときなど、1人の時にぜひやって頂きたい事。
まず、右手、左手で自分をしっかりと抱きしめてください。
そして、「毎日、良くがんばってるね。よし、よし、ありがとう。」
とか、「つらいよね。つらい気持ちわかるよ。よし、よし、思いっきっり泣いても大丈夫だよ。」など、自分に言ってあげてください。
この「セルフ・ラブ」とても効果があるんですよ。

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