社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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Q548 もう生きるのがつらい

もう生きるのがつらくなってきました。 希望もないし将来も望めません。過去も今も将来もどこに目をつけても苦しいだけです。どうすればいいですか。

※高校生、女の子からの相談です。

回答

ここなびに相談してくれてありがとう。
生きるのがつらいと感じているんだね。
私は生きるのがつらい。苦しいと自分の気持ちを見つめていることは、自分に優しいと思います。つらいのに、自分の気持ちに気づかないふりをして、自分の気持ちにふたをする人もいます。
でも、あなたは違う。
自分の気持ちに対して、忠実で、そして、相談することで、他の人の意見を聞こうと前向きに行動されました。自分を大切にしている自分に気づいていますか。

ところで、あなたは本を読みますか? 自分以外の人の人生を追体験できます。

私は生きるのがつらい時は、本の世界に逃げ込みます。

回答

勇気を持ってここなびにお話ししてくださってありがとうございます。
過去も今も将来もどこに目を向けても苦しいときは、「今この瞬間」に目を向けてほしいと思います。今、何が見えますか。聞こえますか。おなかはすいていますか。髪型はきまっていますか。そして好きな音楽を聴く、温かい飲み物を飲む、道ばたの花を見る、そんな瞬間の積み重ねの中に、ふと気持ちが苦しくなくなる瞬間をたくさん見つけられるよう願っています。そして、生きるのがつらく苦しい理由をお話しできるときが来たら、またここなびにメールをくださいね。

回答

今とてもつらいんだろうなと思います。
そんななか、メールをくれてありがとう。
どうにかしたい、どうすればいい、そう思ってメールをくれたのかなと思うと、その勇気に胸があつくなります。

私の話を少ししてもよいですか。

私は辛かったことがあるとまず紙に、何が辛かったのか、そして自分の気持ちを書き出してみます。他の誰が見るわけでもないので、どんなことでも書き出してみます。
こんなこといってもいいのかな、と思うような暗く、嫌な気持ちも全て吐き出してみます。そしてこんな辛いなか、よくぞ私頑張っていると自分をほめてあげます。こんな嫌な気持ちを持っている私でもいいんだよと自分を認めてあげます。

そうすると気持ちがちょっとずつ落ち着いて、今まで見えなかったものが見えてきます。
「これは自分の考えすぎだった、角度を変えれば違う見方も出来るかもしれない。」
「これは本当に嫌なことだから、自分を守るために手放してもいいことだ。」
「自分のこんな考え方が好きだ。」など。

もしよかったら試しに何回かやってみてください。自分の声は聞けているようで意外と気づいていないこともあると、毎回気づきがあります。

よく過去も今も変えられないとききますね。
たしかに起こってしまったことは変えられない、今自分を取りまく状況も自分一人の力ではなかなか変えるのは難しい。
でも過去を、今を、どうとらえるかは自分で決められます。
そして自分の未来は自分で決めることができるんじゃないかなとも思います。

あなたが少しでも楽に過ごせるように、そして少しずつでもあなたが望む未来が見えるように、私は心から願っています。焦らないで、ゆっくりゆっくりで大丈夫です。まずは自分が自分自身の一番の味方になってあげてくださいね。

回答

ここなびへの相談ありがとう。

コロナ禍になってから、このような相談が増えていることに、私たちここなび相談員も心を痛めています。
過去にも現在にも未来に目を向けても苦しいことばかり…とありますが、具体的に過去や現在、どんな問題を抱えて苦しんできたのでしょうか?
相談内容からは、過去について詳しくは書かれていないのでわかりませんが…

ですが、将来について考えた時…
人は成長して、世の中を深く知れば知るほど、将来に不安を覚えるのはごく自然なことです。それだけ、多くの経験をしてきたからこそ、人は慎重になる。慎重になれば不安になります。

あなたは高校生で、きっと今までより沢山のことが分かってきて大人に近づいてきているから、尚更ではないでしょうか。

現在、コロナ禍という、私たち大人でさえ、経験してこなかったような危機に直面し、大人でさえ、どう心の安定を保つべきか、明日に希望を持って生きたら良いか、おそらくほとんどの大人も、手探りで毎日を生きています。
そんな中、これから社会に出て行く準備をしている、高校生のあなたにとって将来が見えず、希望が持てないという気持ちは、痛いほどわかります。

私たち人間は、自分の生きてきた経験からしか先の事を想像することができない。

ですが、過去の歴史に目を向けてみると、人間は戦争や病気、災害など、様々な困難を乗り越えて生き抜いてきました。

一度、辛かった自分の過去をほんの少しだけ脇に置いて、過去の人々がどうやってしんどい状況を生きてきたか、ノンフィクションの本や歴史、映画などから擬似体験してみるのはどうでしょう。

あなたも辛かったように、おそらく全ての人は、生きていると死にたくなるほど、辛いことに遭遇します。
そして、泣いたり、もがいたり、時には誰かに相談したりしながら、何とか明日を生きる。そうやって一日、一日を生きていった先に、必ず、希望の光はあるはずです。
それは、生き抜いたからこそ、乗り越えた先に見えてくる光です。

私たちここなび相談員も、そうやって生きて今、ここにいます。
どうか、あなたの心に私たちの思いが届きますように。

追伸…
『ショーシャンクの空に』という映画を観たことはありますか?もしまだ観ていないなら相談者さんにぜひ観て欲しいです。

回答

つらくて苦しい日々、そして将来にも希望持てないあなたに、すぐ答えが見つからず、私も困っています。一時的な、限定的なつらさ、苦しさではなく、生涯にわたる、人生の意味や価値に悩んでいるように思われ、その悩みは大きく、深いように感じます。
ただ、一人で悩まず、あなたが尊敬する大人につらいこと、苦しいことをぶちまけてみましょう。答えがすぐ見つからなくても、先が少し見えるかもしれません。
つらくても、一歩、一歩進むことで、少しずつ景色が変わり、視界が開けることがあります。それが希望です。この希望だけは持ち続けてください。
 もし、尊敬する大人が身近にいなければ、ここなび相談員にぶちまけてください。一緒に考えましょう。

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