最近LINEがめんどうくさくて嫌(きら)いです。
みんなは、いつもケータイを持っているのか返信が早くて、ついていけません。
LINEを始めたころは、家でも友達とコミュニケーションがとれるし、スタンプもかわいいし、楽しかったのですが、LINEがあたりまえになるといろいろ考えてしまいます。
- 手軽だけど気持ちがこもっているのか、いないのかわからない
- 文字だと相手の気持ちを読み取れないから難しい
- タイムラインを見るとみんな充実(じゅうじつ)しているように見えて、自分だけ取り残されてるように感じる
- 家にいてもLINEが来ると友達関係を常に気にしなければならない
- 既読(きどく)スルーしただけで怒(おこ)る人もいる
すごく人間関係に敏感(びんかん)になってしまうので疲(つか)れます。
同じように感じている人はいるのでしょうか?
回答
自身で色々と考えLINEの難しさに気付き、感じたことを投げかけて下さりありがとうございます。
LINEはその時に感じたことを共有したり、共感してほしい時に短い文やスタンプなどで会話のやりとりが早く簡単にでき、画像・動画などをその場で撮影(さつえい)してリアルタイムで送信できるので、すぐに反応が返ってくるから楽しいですね。
その反面、同じ言葉、同じスタンプでも人によって違う印象を受けることがあり、文字とスタンプだけでは思っている事を正しく伝えることは難しいですね。
自分の気持ちを直(す)ぐに共感してほしいので、相手を思いやる気持ちよりも自分の気持ちが優先され、すぐに返事が来なかったり、未読だと見てもくれないと思ってしまったり、既読のみだと読んでも返事もくれないと思ってしまうので不安だったり、不快だったりする事から未読放置、既読スルーなどが嫌われている事が多いようです。その為に既読機能によるプレッシャーを感じたり、返信に義務を感じてしまうようになると、だんだん気が重たくなっている人も多いようです。
LINE自体は東日本大震災(だいしんさい)をキッカケにして生まれたのだそうです。
創業者の方が震災直後は電話はほとんどつながらず、Twitter等のSNSが家族との連絡手段になっていた事により『LINE』で自分がどこにいるかを教えられる、また既読が付くことにより確認してくれているという安否確認をも視野に入れて誕生したようです。
今では色々な使い方をされていますので、お互(たが)いに相手がどう感じるのかを考えながら発信できると良いのですが、なかなか難しいことですね。
予めお友達などに、習い事があるからとか、帰宅後スマホを親に預ける事になっているなどによって、直ぐに見られないことがある、直ぐに返信が出来ないこともある等を伝えておくのも良いのかもしれません。
ここなび相談員からのちょっとヒント
(こんなこともできるよ!)
既読を付けずにトークを見る方法もあるよ!
【 やり方 】
- トーク一覧を開いた状態でWi-Fiをオフにし、機内モードにする
- 読みたいトークを開いて見る
- トーク一覧に戻ってWi-Fiをオンにし、機内モードを解除する(元の状態に戻す)
※画像やスタンプは見れないこともあります