社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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Q260 塾にかよいはじめてからのお母さんのプレッシャーが辛い。

今年に受験することになりました。
3年生で近くの塾にかよいはじめてからお母さんが勉強熱心になりました。
5年生になって本格的に受験勉強をすることになっていきました。新しい難しい塾に入り、本格的に受験勉強をすることになってから、塾のテストで悪い点を取ると、他の塾に行っている子達は頑張っていい点数とってるんだといわれ、自分だって頑張ってるのにと思いました。あまり学校の友達とも遊べず、お金と時間をかけて一生懸命家族でやってるんだよ頑張ってといわれ、ストレスと、プレッシャーで辛くて悲しくてみんなのいないところでよく泣いていました。死にたいなとふと思ったこともありました。お母さんにも悪気はないんだと思います。

回答

相談をしてくれてありがとう。
受験勉強頑張っているんだね。そんな自分を家族に認めてほしいね。
3年生で塾に通い始めたときと受験勉強に向かって進んでいる今と、勉強に対する考え方が変わってきたのかな。
最初はなんとなく親に勧められて始めた勉強も、今6年生になり、なぜ自分は勉強しているんだろう、どうやって勉強と関わっていけばよいのだろうと主体的(自分自身がすることだと考え、行動すること)に考えられるようになっているあなたの変化が相談から感じられました。変化することは悪いことではないですよ。
3年生のときは理由がなくても頑張れていたことが、今になってなぜ勉強するか、見つめ直して、しっかり考えてみたいと思うことはあなたが成長している証拠でしょう。

お母さんに悪気はないと思うという、あなたの家族に対する気遣いからあなたの優しさを感じました。
しかし一方であなた自身のことが心配にもなりました。
プレッシャーがかかって涙が出るほど辛かった、そのあなたの気持ちも大切にしてもらいたいな。
これから受験が終わるまでの道のりを踏ん張っていくためにも、今一度家族で、どうして受験するのかを話し合う機会を持ってもらえたらと思います。
志望校を選ぶにしても、まず何のための受験か、ここがわからなければ選ぶことも難しいですよね。
家族からはあなたのために、と言われるかもしれない、しかしそのあなたが自分のために意味を見つけることができなければ勉強するのは難しいかもしれません。
そして裏を返すと、それさえわかれば、きっと前向きに頑張っていけるのではないかな。

もちろん受験勉強は学校に入るための試験です、結果を残すことが目的になってしまいます。
しかし本来勉強とはただテストで良い点数をとるだけではありません。
新しいことを知って何かを感じる、これも勉強です。今回の悩みもきっとあなたの学びになるはずです。

毎日忙しいことでしょう、話し合う時間もないかもしれない、話すのも勇気がいりますね。
ただここで少し踏みとどまって、受験の主人公になるあなたと応援する家族が同じスタートに立ってもらいたいな。そのために少しずつあなたの気持ちを家族に話してもらいたいなと思います。
身体と心を大切にして、応援しています。

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