社会福祉法人町田市社会福祉協議会
社会福祉法人 町田市社会福祉協議会

AA 文字サイズ

Q324 半年ほど前から嗚咽(おえつ)がよく出る。学校生活で、少しでも心を軽くする方法はありませんか?

今は中学2年生で、今年は修学旅行に行ったり、色々な行事がある1番楽しい学年だと思っています。ですが、半年ほど前から嗚咽(おえつ)がよく出るようになりました。家でも、外でも学校でもずっと胸焼けがしてすごくすごく気分が悪いです。私は、学校がすごく嫌いでよく親に休ませてもらってます。そのせいで、親に気分が悪い、気持ち悪いと言っても、サボり癖(ぐせ)が付いてるから体調が悪いと勘違いしてるだけだよ。と言われます。正直、サボりたいというのもあるかもですが、学校に行くとすごく気分が悪くなり、普通では無いのかなと思っています。これらを踏まえた上で、これからの学校生活で、少しでも心を軽くする方法はありませんか。
まだ、中学2年生という未熟者です。日本語が変なところもあるかもしれません。長々と長文失礼しました。

回答

現在様々な葛藤(かっとう)を抱え、悩みながらも、これからの学校生活で少しでも心を軽くする方法を探るという建設的(けんせつてき)※1な相談ができている点がとてもすばらしいと思いました。これからのために今できることを考えられる人には希望が待っています。さて、少しでも心を軽くする方法、ということですが、学校は行事もたくさんで楽しいところでなくてもよい、と思ってみるのはどうでしょう。理想を掲げて努力することが(たとえかなわなくても)納得し楽しい時はよいのですが、理想があってそれに見合わない時に絶望的に苦しくなるくらいなら、「自分は学校がすごく嫌いだ。なぜならこんな理由があるからだ。」と堂々と思っていた方がよいです。その上で、今できることを考える。まず体調が悪くなるのはどんな時なのかを分析し、その対策をたてる。学ぶことは自分を豊かにすることなので、勉強は取り組んでみる。高校受験も考えているのならば苦手な教科も少しでも楽しくなる方法を探って取り組んでみる。集団生活で学べることは何かを納得してやってみる。体調がついていかないときはしっかり休む。休むという自分の選択する力を身につけることも大切です。今の自分で大丈夫。自分らしく生きられることが一番大切です。

※建設的:ある物事についてその良さを支持し、より良いものに変えていこうとするさま、あるいは積極的に物事を推進しようというさまなどを意味する表現。

回答

相談してくれてありがとう。体調が悪いのは心配です、そんな中でもきちんと自分と向き合ってメールをしてくれてありがとうね。
学校が嫌だと思う理由について親に相談したことはありますか。ただいやだというだけならさぼっていると誤解されてしまうかもしれませんが、理由を親に相談して共有することで、これからどのように生活していくか、考えられるきっかけになるかもしれません。明確な理由はなくて、ただなんとなくという理由であっても、いつから嫌になってきたのか、特に学校で過ごしている時にどんなことから嫌だと思い始めるようになったのか、など一人で考えるのは辛くても一緒に考えてくれる相談者がいれば、何か見つけることができるかもしれません。ともかく学校の先生でも保健室の先生でも、もし信頼して相談できそうな大人がいたら、少しずつでもいいのでお話してみてください。学校にいくと気分が悪くなるというのはあなたの正直な気持ちです。そう思うから普通でないとかそう思うなんておかしいなどと感じる必要はありません。あなたの気持ちを大切に、まずはそれを認めて、自分で受け入れてあげてくださいね。

相談コーナー そうだんコーナー