ある日、私がみんなに対して態度が良くなかったらしく友だちが「勝手に不機嫌(ふきげん)になってる」と勘違(かんちが)いして私自身も会話に入れずだんまりしていたことがありました。
決してそういう態度をとってるつもりもありませんでしたが、次の日、移動教室で置いていかれたりされ、「私何かした?」と聞いたら「昨日から嫌(いや)な態度とってたじゃん。」と言われ、「そんなつもりはなかった、じゃあごめん」と嫌な謝り方で意地を張っていってしまいました。友だちは「あっそ」とだけ言ってその日の会話は終わりました。嫌な態度をとっていたという自覚がない自分が1番悪いと言うのは分かっていますが、みんなにどう話せば良いか、ちゃんと話を聞いてくれるか怖(こわ)くて声を掛けれないです。自分勝手なことをしたけれどまたみんなと一緒にいたいという気持ちはあります。どうやって解決していけばいいですか?
回答
相談してくれてありがとう。今、起こっている周りの状況(じょうきょう)や、自分のことについてしっかり分析(ぶんせき)できていますね。今ある問題に勇気を持って向き合おうと努力している姿は素晴らしいと思います。自分が友人に嫌な態度をとったつもりはなかったという部分は正直なあなたの気持ちであり、その点とは別に意地を張ったような伝え方をしてしまったことは悪かったと素直に思っているのですね。その気持ちを直接伝えてみてはいかがでしょう。悪いと思っている部分は素直に謝った上で、これからも気持ちの良い関係を継続(けいぞく)するために、相手が自分に対して不快であると感じた時にはすぐに自分に伝えて欲しいとお願いしてみるということも良いでしょう。
今回のことはあなたにとって、きっと「人間関係をどのように築いていくか」について考えるきっかけになるかもしれません。人間はみなそれぞれ感じ方、受け取り方が違うからこそ、今回のように誤解が生まれたのですね。大人になるにつれて、人はそれぞれの考えを持つようになるでしょう。ですから今回のようなことは、今後の人間関係の中ではよく起こることなのかもしれません。そんな時どのように相手とコミュニケーションをとっていくか、ということを考える良い機会と捉(とら)えてみましょう。すぐに答えはできることではないでしょう、これからもゆっくり分析したり色々試しながら、経験をたくさん積んでいって自分の糧(かて)としてくださいね。