いつも一緒に帰る友達が習い事のため、1人で帰っていた時のことです。
横道から4、5人くらいの同級生がわたしの目の前に現れました。集団下校だと言われたので、混ざって帰ろうかなと思いましたが、なんとなくその集団に入れなくて、道路をはさんで反対側を歩いて、そのまま1人で帰りました。
友達がいないわけではないのですが、なかなかみんなの中に入いるのが苦手です。
周りに人がいなければ1人でもいいけど、周りに人がいると1人だとなんかきついです。
回答
いつも一緒に帰る友達が習い事のためにいなくてひとりで帰った時のこと、相談してくれてありがとうございます。
他のひとたちが集団で帰っていて、自分がひとりだと、どうしてよいか気まずいようなもやもやするようなさみしいような気持ちになりますね。
ふだんはいっしょに帰る友達もいるし、学校にも友達がいるけれど、なんとなくみんなの中に入れない・・・そういった気持ちをこうして言葉にすることは、がまんしたりためこんだりするよりもとても大事なことで、あなたにはそれができた力があります。
だれかといっしょにいると、安心するし、まわりから見て「ひとりじゃない」こともまた安心につながりますね。
それがかなわなかった今回のような時、「いつもとちがうことが起きた」とまず思ってみるのはどうでしょう。
いつもはいっしょに帰る友達がいる、いつもは学校にも友達がいる、でも「いつも」はいつも同じとはかぎらなくて、たまにはこんな日もあるんだ、と。
そして、「ひとりもいいよね」と思うか、「声をかけてみようかな」と思うか、それはあなたの心が思うままにまかせて行動してみるとよいと思います。
不安なときは「いつも」を思い出しながら、突然のできごとにも対応していくことをくりかえすことで、経験が増え、その時々で自分がなっとくできる行動が取れていくようになります。
こうして相談できた力を信じて、「いつも」と「いつもとちがうこと」両方ある学校生活を送ってほしいです。