社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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お正月博士になろう!

寒くなったね。もうすぐクリスマス☆
 そしてクリスマスが終わったらすぐにお正月だよ♪
 みんなは、「お正月って何?」とか、「お年玉はどうしてもらえるの?」とか考えたことある?

 お正月の「正」という字には「あらためる、きちんとする」という意味があります。だから、お正月は「1年のはじめの月(つまり1月)」を意味します。

 私たち日本人にとって、お正月は特別なものであるといえます。学校は休みになるし、普段は洋服で過ごしているのにお正月だけは着物を着る人もいます。また、自分の生まれ育ったふるさとでお正月を迎えようとしたり、親せきを訪れるために、多くの人が帰省します。

 もともと、お正月は年の初めに天からそれぞれ降りてくる「年神(としがみ)」という神様をお迎えして稲の豊かな実りをお祈りすることでした。

 今回は、初日の出や初詣( はつもうで)など、お正月に関するいろいろな行事が行われる場所やその由来について調べてみました。これを読んで、みんなでお正月博士になろう!!

読む

♪「もういくつねるとお正月…」、新しい年をむかえる正月はワクワクしますね。お年玉やおせち料理など皆さんにとっても楽しみがいっぱいだと思います。今回は、お正月に使われる言葉がどのようにして出来たか、また、その意味を調べてお正月博士になりましょう。

お正月に関連する言葉は次のようなものがあります。(☆クリックすると意味がみられます)

お年玉  おせち料理  年賀状  初夢  紅白  門松(かどまつ)・おかざり

その他にもお正月に関連する言葉は以下のものがあります。

鏡餅(かがみもち)  睦月(むつき)  福笑い  たこ揚げ  はねつき

これらについてもインターネットや本(「日本人のしきたり」飯倉晴武著 青春出版社)で調べてみましょう。

みる

初日の出を見たい、うーん、どこがいいかなあ。
 2006年から2007年にかけて、初日を見てみたいけど、どこがいいかなあ。外に出るのが面倒なら、家のどこかで、夜中にそっと起きて、1人で見るのもいいねえ。マンションの高い階に住んでいる友達がいたら、そこで2人、3人と集まって見ると、いい思い出になるかもしれない。

日本の初日の出る場所と、時刻を調べました。参考にしてください。
☆南鳥島(みなみとりしま 沖縄の南、日本で1番日の出が早い所)5:27
☆銚子(ちょうし)・犬吠岬(いぬぼうみさき)6:46
☆富士山頂6:42
☆東京・横浜6:50
☆札幌7:05
世界の日の出(現地の時刻で)
☆フランス(パリ)8:44
☆アメリカ(ロサンゼルス)6:58
☆アメリカ(ニューヨーク)7:20
☆ロシア(モスクワ)8:59
☆イギリス(ロンドン)8:06
☆メキシコ(メキシコシティ)7:10
☆オーストラリア(キャンベラ)7:12
日の出を見たい場所は
☆町田付近尾根緑道
☆電車に乗って江ノ島、藤沢の海辺
横浜マリンタワー日の出
6:48
問合せ先
045-641-7838
 
横浜ベイブリッジ6:49045-506-05006:00から営業
サンシャイン展望台6:4803-3989-34575:30から営業
東京タワー6:4703-3433-51116:00から営業

※ 少し遠い所は家族や信頼できる大人と一緒に行ってくださいね。夜中は危ないから。

夢の中で初日を見たいなあ、ぐうたらめだかの1人言。

きく

夜の鐘(じょやのかね)をきこう

 年末・年始で「きく」ものと言えば、やっぱり除夜の鐘。大みそかの夜にゴーンゴーンと鳴りひびく鐘の音は、「ああ、年が明けるなぁ」と思わせてくれますよね。日本では古くから、大みそかの夜を「旧年を除く夜」という意味で、「除夜(じょや)」と呼んできました。その大みそかの夜に、お寺で108回の鐘をつく風習があり、それを「除夜の鐘」と呼びます。108回という数にはいろいろな説があるようですが、仏教でいうところの”108の煩悩(ぼんのう)”を取り去るのが目的と言われています。107回目までは12月31日につき、108回目は1月1日につくようです。

 皆さんは、除夜の鐘をつきに行ったことはありますか?町田市内には『圓林寺(えんりんじ)』という、有名なお寺があります。そこでつかれる除夜の鐘は有名です。ぜひ一度、家族みんなで鐘をつきに行ってみてはいかがでしょう。きっとおごそかな気持ちで、新年を迎えることができると思いますよ。

☆圓林寺(えんりんじ 東京都町田市相原町3729)
 アクセス:JR横浜線『橋本』駅よりバス20分「円林寺」停下車

☆養運寺(よううんんじ 東京都町田市本町田3654)
 アクセス:小田急線『町田駅』からバス10分「養運寺」停下車

☆熊野神社(くまのじんじゃ 東京都東京都町田市三輪町1925)
 アクセス:小田急線『鶴川駅』下車徒歩20分

行こう

家族や親しい友人と初詣(はつもうで)に行こうよ!

 初詣(はつもうで)とは、新年を迎えて初めて神社や寺などにお参りし、一年の無事や家内安全などを祈る行事です。

<初詣の由来>

 「恵方参り(えほうまいり)」に由来し、恵方(その年の縁起がいい方角)にある神社や寺などにお参りをすることで歳神様(としがみさま)から福を与えてもらえると考えられていました。

 恵方とは、その年の歳徳神(としとくしん)がいらっしゃる良い方向なのです。毎年の恵方は干支(えと)によって決まります。江戸時代は、元旦の恵方にあたる神社や寺にお参りする恵方詣(えほうもうで)が盛んでした。

 また、「年籠り(としこもり)」といって、大みそかの夕方から神社や寺などにこもって一夜を明かし、新しい歳を迎えるという習慣もありました。

 今は、一番乗りを目指し、大みそかの夕方から出かけられる方、元旦の混雑を避けて三ヶ日(元旦から3日まで)があけてから初詣する方など、さまざまなスタイルで出かけています。つまり、現在では1月7日(松の内)までに行けばよいとされています。

 新年にあたって良い年でありますようにと、神様にお願いするのは、みな、同じようです。家族や親しい友人と初詣(はつもうで)に行きませんか?

☆菅原神社(東京都町田市本町田802)
  アクセス:小田急線『町田駅』よりバス10分「菅原神社前」停下車

☆町田天満宮(東京都町田市原町田1-21-5)
  アクセス:JR横浜線『町田駅』より徒歩4分

☆杉山神社(町田市つくし野2-8-3)
  アクセス:東急田園都市線「つくし野駅」から徒歩10分

参加する

「どんど焼き」に参加しよう

 冬休みが終り、学校が始まる頃、家族の健康や安全を祈って、お正月にかざった門松(かどまつ)やしめ飾り、書きぞめ等を各家庭から持ちより、積み重ねて燃やす行事です。地域によっては、「どんどん焼き」「とんど焼き」などと言うようです。

 火の周りを子ども達は青竹で地面を叩いて「ドンドヤー、ドンドヤー」とはやしながらまわり、木の先にもちや団子をつけこの中で焼いて食べると一年間病気にならないと言われています。

 また、書きぞめの紙が高く舞い上がると頭がよくなるとか、字がきれいになるとも言われています。

 神社だけでなく、地域の広場、校庭、休耕田(きゅうこうでん)などで行われています。皆さんの地域のお知らせをその頃注意してみて下さい。

 誰でも行ける、美味しくたのしい”どんど焼き”です。

☆ただし、夜に行われる場合は必ず、おうちの人と一緒に行きましょう。