静電気で髪の毛も服もパチパチの季節になりましたね
そして、朝布団から出るのも一苦労していませんか?
でも、こんな季節だから暖かい部屋から飛び出して外を歩いてみようよ
空気が冷たくて気持ちがいいよ
ふぁ~っと息をはくと白い息がでるよね
きっとその先には・・・新しい発見が見つかるかも!!
お正月を楽しもう
お正月って、なんでしょうか。一年の最初の日で、祝日であることは、知っていますね。日本のお正月は年神(としがみ)様(※注1)を迎え、豊作を祈る年初めの儀式の意味もありました。例えば、門松やお供え等を飾るのは、年神(としがみ)様を家に迎えるためです。
この他に、お正月にはいろいろな行事が昔から行われています。それぞれの行事には、それぞれの意味があります。自分の家では、お正月をどのように迎えているか確かめてみましょう。
下には、お正月に関係した行事をいくつかあげてあります。自分の家で行なっているものを確認してみましょう。中に自分も参加したり、手伝ったりできるものがあったら進んでやってみようね。それぞれの行事の意味はわかるかな?
もし、わからなかったら家の人に尋ねたり、自分で調べてみるとお正月がもっと楽しくなるよ!
- 大掃除
- 除夜の鐘
- おせち料理
- 年賀の挨拶回り
- 年越しそば
- 餅つき
- 初日の出
- おとそ
- 七草がゆ
- 若水(わかみず)(※注2)
- お飾り
- 初詣(はつもうで)
- 門松
- どんど焼き
- 年賀状
上の行事は、お正月の数多くある日本の伝統・文化や習慣に基づいています。中には、時代と共に意味が薄れてきたり、内容が変わってきたり、また、失われてしまったものもあります。よい伝統・文化は大切に守って行きたいですね。
★ 昔からのお正月の遊び やったことあるかな?★
はねつき たこあげ こま かるた 福笑い
今月の特集のバックナンバー「お正月博士になろう!」2006年12月掲載も見てね!
※注1 年神(としがみ)様:その年の作物が豊かに実るよう、家族みんなが幸せに暮らせるよう見守ってくれる先祖の神様
※注2 若水(わかみず):元日の早朝にその年初めてくむ水
冬の夜空を楽しもう
夕方にフト空を見上げますと大きく輝く木星が見えます。こうした星を眺めますと大変きれいだなーと思い、人間の存在が小さく思えて人間とは何だろうかと疑問を持ちます。天の川の沢山の星の集まりや、惑星の模様や星座、星雲などの映像を見ますとその美しさに感動を覚え、宇宙の広大さや自然の壮大さを感じます。今の大宇宙が出来たのはビックバンが有った130億年前で、その中に有る太陽系が出来たのは50億年前です。人類が出現したのは約50万年前と言われています。
12月や1月は空気が澄んでいて早く日が暮れるので、たくさんの星が見えます。星の名前や動きを知るために星座早見盤(無料でダウンロードできる物があるから探してみてください)を作ってみましょう。これで星の名前と動きを知ることができます。天体望遠鏡で観るときは、倍率を20倍から50倍程度にすると良いですよ。星を見る時にはご両親に相談して、一緒に観測すると普段出来ない会話ができるかも・・・。星を見る場所は広い公園、高い丘など視界が広い場所が良く見えるのでおすすめです。
12月から1月頃までの天体の行事予定です。
星を観る参考にしてください。
A) 「ふたご座流星群」が12月14日の前後3日間に見られます。最大は14日で月が沈み暗夜なので良く見えます。空全体に流れ星をたくさん見ることが出来ます。
B) 12月21日には皆既月食が見られます。これは日本の北から南まで観測できます。午後5時17分が一番見やすいです。
C) 1月3・4日の未明には「しぶんぎ座流星群」の流れ星が見られます。月は昼頃沈んでいますので、暗い夜空に流星群が良く見えます。方角は北東から全天にわたり見られます。
D) 今年は土星の輪が見にくかったですが、10月頃から見やすくなりました。土星の北極にかかるオーロラを観測できます。天体望遠鏡では見えませんが、三鷹市にある国立天文台などの望遠鏡で観測することができます。天文台に聞いて観測できる日時を確かめてみてください。
電話は0422―34-3688(月~金 9時~18時) http://www.nao.ac.jp/
近くのプラネタリウムに行ってみませんか?
★相模原市立博物館
相模原市中央区高根3-1-15
Tel 042-750-8030
http://www.remus.dti.ne.jp/ ~sagami/
★ベネッセ・スター・ドーム
多摩市落合1-34ベネッセコーポレーション東京ビル21階
Tel 042-356-0814
http://star-dome.com/
郷土の歴史を楽しもう
絹の道(シルクロード)を歩いてさがしませんか?
町田の「絹の道」を知っていますか? 幕末から明治にかけて甲府、八王子方面から町田を経て横浜港まで生糸(きいと)を運んだ道です。浜街道と呼ばれましたが、町田市のどの辺の道か、調べてみましょう。分かったら家族や友人を誘って、地図を片手に歩いてさがしませんか。距離があるので、何回かに区切って天気のよい日に楽しく挑戦するといいですね。
◆調べて考えよう「絹の道」・・
まず、幕末から明治の「原町田村のようす」を調べてみましょう。
- 江戸時代には、街道の宿場や「二・六」の市で栄える。
- 幕末の安政6年(1859)に横浜港が開港、原町田は繭(まゆ)、生糸(きいと)の中継地として栄える。
- 明治3年(1870)の原町田村の職業は149戸中22軒が生糸(きいと)や繭(まゆ)を売買とする商人でした。
- この頃、横浜に住む外国人が馬に乗って原町田村に遠乗りに来ました。この頃の飲食店や宿屋は10軒ほどありました。
- 明治41年(1908)横浜線(八王子~東神奈川)の開通で「絹の道」の使命は終わる。この頃の地図を見ると、原町田周辺は一面の桑畑・養蚕(ようさん)業と農業を兼業している農家が多かった。
※この「絹の道」から自由、平等、人権思想なども伝えられ、今日の市民活動に継承されています。全国でも珍しい自由民権資料館で郷土史も調べてみましょう。
◇地図を片手に、さあ、シルクロードを歩いてさがそう!
※ヒント 町田街道ほか小路、鑓水(やりみず)街道
※昔の面影を残す景観や遺跡、遺物などカメラや記録に収めるといいね。
※絹の道資料館から横浜港のシルクセンターまで歩いてみる?(約45km)・・・でも車に注意!
挑戦する人は、参考に「街道歩き旅.COM」をのぞいて見て下さい
http://kaidouarukitabi.com/ rekisi/rekisi/hama/hama1.html
[参考資料の紹介]
- 「絹の道 原町田」 森山兼光著 武相新聞刊
- 「絹の道」打越歴史研究会 ・「浜街道」絹の道のはなし 馬場喜信著 かたくら書店
- 「多摩の街道下」鎌倉街道・町田街道・五日市街道ほか 池上真由美他著 けやき出版
- 「八王子・日野・府中・調布・町田 史跡散歩」 芥川龍男著 学生社出版
- 「講演記録」横浜開港と横浜への絹の道 平成14年3月 シルク博物館
- 都教育庁文化課「歴史の道調査報告書 第四集 浜街道」東京都教育委員会 1996年など
[絹の道資料館]
所在地 八王子市鑓水989-2
問い合わせ 八王子市教育委員会生涯学習スポーツ部文化財課 Tel 042-620-7265
入館料 無料
開館時間 3月~10月 午前9時~午後5時
11月~2月 午前9時~午後4時30分
休館日 月曜日(祝日と重なる場合は翌火曜日) 年末年始
-交通アクセス-
JRまたは京王線橋本駅から京王バス
多摩美大前・上柚木経由 南大沢駅 行きで、バス停「絹の道入口」下車徒歩10分
[自由民権資料館]
所在地 町田市野津田町897 Tel 042-734-4508
開館時間 午前9時~午後4時30分
休館日 月曜日(祝日、振替休日にあたるときは、その翌日) 12月28日~1月4日
-交通アクセス-
バスをご利用の場合
・小田急線/鶴川駅からは
0番線乗り場より、「野津田車庫行き」または「本町田経由町田駅行き」に乗車、
「綾部入口」で下車
・小田急線/町田駅からは
東口ポップ(POP)ビル先の21番線乗り場より、「本町田経由野津田車庫行き」
または「本町田経由鶴川駅行き」に乗車、「袋橋」バス停で下車
[シルク博物館]
所在地 横浜市中区山下町1 Tel 045-641-0841
開館時間 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) 12月28日~1月4日
入館料 有料(小・中学生100円、高・大学生200円、一般500円、シニア(65歳以上)300円)
※11月23日~平成23年1月10日まで小・中学生は無料
-交通アクセス-
・みなとみらい線 日本大通り駅下車 3番出口徒歩3分
・JR根岸線 桜木町駅または関内駅下車 徒歩15分
・横浜市営地下鉄 関内駅下車 徒歩15分
シルクセンターホームページ http://www.silkmuseum.or.jp/
健康で冬を楽しもう
今までいくつかの、この冬の楽しみを挙げてきました。これらはぜひみなさんに体験して欲しいのですが、ここで大切なことがあります。それは、何よりも健康であることが一番だということです。
どんなに楽しいことをしようとしても、熱があって頭がフラフラ、鼻がズルズル、咳がゴホゴホという状況では楽しめないことでしょう。せっかくの時間が寝て過ごすだけのものになってしまっては悲しいですね。
寒い時期なので、これからは風邪やインフルエンザに特に注意する必要があります。予防のために重要なことは、やはり手洗いです。「そんなことは知っているよ」と思う人も多いと思います。確かに基本的なことでしょう。しかし、基本というのは、何をするにも大切なことなのです。まずは手洗いをしっかりして、菌を体の中に入れないように頑張ってみましょう。
さて、しっかり手洗いをしてあなたが風邪を引かなくても、お父さん・お母さんが風邪を引いてしまうことがあるかも知れません。そんな時は、家のお手伝いをしましょう。それによりお父さん・お母さんは喜んでくれて、あなたのおかげで楽になったお父さん・お母さんの風邪も早く治ってくれるでしょう。そして、元気になったらみんなで冬を楽しめれば、それは素晴らしいことだと思います。もちろん、風邪を引かない元気なお父さん・お母さんであっても、一緒に冬を楽しんで下さいね。
★正しい手洗いの方法
町田市役所ホームページ http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/iryo/kansensyou/butainfuruenza/files/tearai.pdf