社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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『いつやるか、今でしょ!』2013年度秋

今、みんなに伝えたいマナーや将来(しょうらい)のことなどを発信します!

ここなびを見てくれている方で、東日本大震災(だいしんさい)で被害(ひがい)に遭(あ)われた皆(みな)さまに心よりお見舞(みま)い申し上げ、1日も早い復旧(ふっきゅう)・復興(ふっこう)と皆さまのご健康をお祈(いの)りしています。

今月は、今 話題のトピックス!

  • みんなの周りにはどんな「お・も・て・な・し」があるかな?ふだんの生活の中やこれから迎(むか)えるお正月について考えてみよう!
  • 東京開催(かいさい)の決まったオリンピック・パラリンピック!7年後の自分を想像してみよう!
  • iPhoneの新機種がでたり、スマートフォンをもつ人がふえてるね。いろんなことができて便利だけど、危険(きけん)なこともあることを知っている?

「お・も・て・な・し」

私たちが大切にしたいマナーの一つに、東京オリンピック招致(しょうち)で話題になった「おもてなし」があります。
「おもてなし」とはどんな事なのでしょうか?皆(みな)さんは知っていましたか?
「おもてなし」を他の言葉で言い換(か)えるとしたら、「気づかい」とか「心づかい」とも言えるかもしれませんね。

「おもてなし」とは、人と接する時に、相手の人を大切に思い、たとえ、どんな小さな事でも、相手に思いやりの心を持って、相手がして欲(ほ)しいこと、相手が望むことを、心を込(こ)めて行うということではないかと思われます。

日本では古くから「おもてなし」の心が大切にされ、深く根付いています。
あえて積極的にあれこれするということではなくても、自然に人への心づかいが出来ているということがあります。それも大事な「おもてなし」のひとつなのです。
例えばどんなことがあるのか、一つ例をあげてみましょう。

日本では、駅や公共の場所にあるトイレがとてもきれいですね。
いつも係の方がきれいにお掃除(そうじ)をして下さいます。そして、使用する人も気を付けてきれいに使用しています。皆(みんな)が気を付けているので、きれいが保てているのですよね。
世界は広いと言っても、日本程きれいなトイレが揃(そろ)っている所は少ないです。
日本のトイレ事情は超一流(ちょういちりゅう)と言っても言い過ぎではない位です。これは日本人としてとても自慢(じまん)のできることですし、誇(ほこ)りにしたい「おもてなし」だと思われます。

また、トイレの事だけではなく、公共の場所や物を大切にきれいに使う事は、他の人達への大事なマナーであり、大切な「おもてなし」でもありますよね。
他にも日本の皆さんが、世界に誇れるような素晴らしい「おもてなし」はたくさんあると思います。
お友達同士で、どんなものがあるのか、一緒(いっしょ)にさがしてみましょう。

いつ探(さが)すの? 今でしょ!

あなたの家では、お正月をどのようにむかえている?

もうすぐお正月…
お正月ってもともとどういうものなのか、一緒に考えてみましょう。

  • お正月って、何なの?
    年の始めにあたって、家々の祖先にあたる神をお迎(むか)えし、その年のみのり豊かなことを祈(いの)ることにありました。
  • お正月を迎える準備はどうしている?
    したがって、煤(すす)払い(大掃除(おおそうじ))をして一年間の汚(よご)れを落とし、家の中をきれいに掃(は)き清(きよ)めて、神を迎える準備をしました。次に、家の門に‘門松’を立てるのが習わしでした。大掃除と門松は、今でも多くの家で見られますね。
  • お正月に見られるいろいろな習(なら)わしは?ている?

おせち
大晦日(おおみそか)の夜にたべるご馳走(ちそう)のことで、現在も昔のままです。

初 詣(もうで)
元旦(がんたん)または2日に社寺へお参りすることで、現在もとても盛(さか)んです。また、年始の挨拶(あいさつ)に親戚(しんせき)や近所の人達の所へ伺(うかが)う習わしもありましたが、最近ではどうでしょうか…。

年 玉
正月の祝儀(しゅうぎ)の一つで、昔は太刀や金子(きんす=お金)、筆や硯(すずり)、酒や魚を、男子には凧(たこ)、女子には羽子板などいろいろなものが贈(おく)られました。上位の者(※注1)から贈るのが普通(ふつう)でした。今も≪お年玉≫として残っていますね。

こどもの遊び
凧あげやはねつき、独楽(こま)まわしは室外での主な遊びでした。室内では百人一首やかるた、双六(すごろく)、福笑い等がよく行われました。今は、あまり見られないように思いますが、どうでしょうか。

※注1 上位の者:地位の高い人のこと。今は、両親やおじさん、おばさん、働いている親戚(しんせき)のお兄さん・お姉さんたちが子どもにお金をわたす習慣=お年玉、ですね。

あいちゃんの福笑いを作ってみよう

~ 作り方 ~

  • 上に3枚の画像があります。それぞれの画像をクリックすると、大きな画像が開きます。
  • その大きな画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選んでパソコンのフォルダー(マイピクチャなど)に保存してください。
  • 「mihon.jpg」を保存したら、ブラウザの「もどるボタン」でこの画面にもどり、「daishi.jpg」「parts.jpg」も同様にして保存してください。
  • パソコンに保存した3枚の画像(mihon.jpg, daishi.jpg, parts.jpg)を、それぞれA4判の用紙に印刷してください。
  • まゆ、目、鼻、口などのパーツは、切り取ってください。

成功させよう 東京オリンピック・パラリンピック

9月上旬(じょうじゅん)、2020年の第32回夏季オリンピック・第16回パラリンピックの開催(かいさい)が、東京に決定しました。そして、日本中が、歓喜(かんき)に沸(わ)きました。

 東京での開催は、1964年(昭和39年)第18回オリンピックに続き、2回目の大会になります。実に、56年ぶりですから日本中が感動に包まれるわけです。7年後の皆(みな)さんは、オリンピックにどのように係わっているのでしょうか。小学5年生が高校生ですから中学生は、大学生や社会人になっていますね。

オリンピック・パラリンピックは、今、スポーツに取り組んでいる人もこれから挑戦(ちょうせん)する人も「金メダルをとるぞ!」と大きな夢や希望になることでしょう。また、開催地が東京ですから日本への関心も高まります。海外からの来訪(らいほう)者に対して、「おもてなしの心」で観光案内や日本文化の紹介(しょうかい)をすることも大切です。そのためには、英語を中心に語学力を磨(みが)くこと、異文化理解をすることも大切ですね。日本もますます国際化していくことでしょう。そして、日本の良さも世界にアピールする好機なのです。

これから、自分では何ができるか、7年後の皆さんの変容した姿(すがた)に期待しています。また、東日本の震災(しんさい)から復興する様子も訪(おとず)れた方々にお見せすることもできるでしょうね。

 それから、障(しょう)がいのある方も、パラリンピックの舞台(ぶたい)へ関心をもって欲しいと思います。また、パラリンピックを通してハンディのある人を理解すると共に、日本中がバリアフリーのある街に変身して欲しいものです。

昭和39年の東京オリンピックを機会に、経済(けいざい)的にも精神的にも日本は繁栄(はんえい)し自信を持ち、世界に誇れる日本人になったことを覚えています。

 日本の競技レベルの向上は勿論(もちろん)ですが、私たち一人ひとりが東京オリンピック・パラリンピックを成功させようという意識を持ち続けることが大切です。そして、国民の団結と誇(ほこ)りと自信を取り戻(もど)したいものです。

五輪旗について調べてみましょう

  • 五輪旗を考案した人は誰(だれ)でしょうか?
  • 五輪旗の輪は何を表しているのでしょうか?
  • 五輪旗の輪の色を向かって左側から言ってみましょう。

正しく使おう、スマートフォン!

みんなはスマートフォンを使ったことはありますか?
写真が簡単(かんたん)に撮(と)れたり、インターネットで調べ物がすぐにできたり、音楽や動画が楽しめたり、お友達とメールやSNS(※注1)で交流できたり、とっても便利なものです。
でも危険(きけん)なこともあるということを知っていますか??

例えば・・・

何気なくダウンロードしたアプリ(※注2)から自分の情報がもれてしまう

不正なアプリをダウンロードしてしまうと気付かぬうちに自分の情報がもれてしまうことがあります。できるだけ信頼(しんらい)できるところからダウンロードしましょう。

ツイッターなどのSNSで書き込(こ)んだことで誰(だれ)かが傷(きづ)つく

インターネットで書き込んだことはあっという間に広がってしまいます。
人の悪口を書かないことはもちろん、友達の個人情報なども書くのはさけましょう。

インターネット上でできた友達にいやがらせをされた

インターネット上には悪い人もいます。いやなことを言ったり、危険なウェブサイトに誘(さそ)ったり、直接会って悪いことをしようと考えている人もいます。むやみに自分の情報を教えたり会ったりすることはさけましょう。

インターネット上でできた友達にいやがらせをされた

インターネット上には悪い人もいます。いやなことを言ったり、危険なウェブサイトに誘(さそ)ったり、直接会って悪いことをしようと考えている人もいます。むやみに自分の情報を教えたり会ったりすることはさけましょう。

これらのことは、注意をしないと本当に起こってしまうことです!

この4つだけでなく、他にも気をつけなければならないことはたくさんあります。
お母さんやお父さんとスマートフォンを使うときに気をつけることを確認(かくにん)したり、ネチケット(※注3)を学んでみましょう!

ルールやマナーをしっかり守って楽しく上手に使って下さいね!

※注1 SNS:インターネット上で情報を交換(こうかん)したり交流する場のこと。

※注2 アプリ:アプリケーションの略語でスマートフォンに入れて使うプログラムのこと。メールやカメラ、ゲームなどのアプリがある。

※注3 ネチケット:インターネットを使うときのルールとマナーのこと。