社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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『こんなとき、どうする?』2014年度秋

ここなびを見てくれている方で、東日本大震災(だいしんさい)で被害(ひがい)に遭(あ)われた皆(みな)さまに心よりお見舞(みま)い申し上げ、1日も早い復旧(ふっきゅう)・復興(ふっこう)と皆さまのご健康をお祈(いの)りしています。

今回の特集は、『スマートフォン』、『お正月行事』、『受験』場面でつかえる“こんなとき”。
みなさんならどんな答えを出しますか?

スマホの光と影(かげ)

今回はスマホの便利機能と、スマホの落とし穴について紹介(しょうかい)します!

1.スマホの便利機能

○○駅から△△駅に行きたいけど、どの電車に乗ったらいいかわからない。こんなとき、どうする?

こんなときは、スマホの検索(けんさく)機能を使いましょう。時刻表で検索し、路線や到着(とうちゃく)時刻などを打つと自分の乗りたい電車を知ることができますよ。

その他にも、便利機能としてスマホに辞書が入っているため、知らない単語を調べることができます。さらに、カレンダー機能もあるので、予定を記入することもでき、メモ機能、計算機など様々な機能がスマホにはあります。また、通学での暇(ひま)な時間などは、スマホで音楽を聴(き)いたり、YouTube(ゆーちゅーぶ)を観たり、スマホのゲームアプリで遊ぶこともできますね。受験を控(ひか)えている方は、グノシーという旬(しゅん)のニュースを3分でまとめ読みできるアプリを使って、時事問題対策をするのも良いかもしれませんよ!

2.スマホの落とし穴

身に覚えのない人からメールが送られてきた。こんなとき、どうする?

まずは親に相談しましょう。「ここにメールしてね」などの文章が書かれていても、返信はせず、サイトのURLが載(の)っていてもアクセスしないようにしましょう。危険なサイトにつながる恐(おそ)れがあります。迷惑(めいわく)メールとして、身に覚えのない「当選メール」や芸能人になりすましたメールなどもあるので気をつけましょうね!

その他にも、スマホの落とし穴として有料のものと知らず課金(かきん)していることもあるので、そのときは親に契約(けいやく)を解除してもらいましょう。そして、親に相談して料金チェックをしてもらうのも安心ですね。また、スマホをずっといじっていると、視力の低下につながるので使用時間を決めておくと良いですね。使用時間は22時までと決められている地域もあるそうですよ。

以上のことに注意をして快適にスマホを操作しましょう♪

お正月に飾(かざ)った松かざりやしめなわは どうしたらいいの?

 お正月に使った松かざりやしめなわ、書初(かきぞ)めなどを飾った後は、どうするの。一般ゴミで始末しては、天の神様に申し訳ないと思うのですが・・・?

 お正月が終わると、使った松かざり、しめなわ、昨年いただいたお札やお守りが不用になりますね。神社やお寺でも引き取っていただけますが、地域で行われる「どんど焼き」に出して、燃やしていただき感謝の気持ちを表したらどうでしょう。

どんど焼きとは、小正月(1月15日)前後に行う火祭り行事で、日本全国にあります。地方によっては才(さい)の上焼とか、左義長(さぎちょう)とも言われています。どんど焼きは、お正月にかざった松かざり、しめなわ、書初めなどを家々から持ち寄り、一か所に積み上げて燃やす火祭りです。神事から始まったのですが、今では宗教的意味あいは、うすくなっています。

どんど焼きは、田んぼや空き地に、長い竹や木、わらや茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらや小屋を組み、正月飾り、書初めで飾り付けをして燃やし、その残り火で、やなぎの木や細い竹にさした餅(もち)、団子を焼いて食べると、1年間健康でいられるそうです。無病息災(むびょうそくさい) (※注1)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)(※注2)を祈(いの)る民間で古くから伝えられてきた行事です。

ほかに、どんど焼きの言い伝えとして「火はけがれをきよめ、新しい命を生み出す」。「竹のはぜる音は災いを退ける」、そして、「高く上る煙(けむり)に乗って正月の神様が天に帰る」つまり、どんど焼きは、はらい清めるという役割と、正月に 浮かれた人々を現実世界にもどす、二つの役割をになった行事といわれます。また、焼いた団子を食べると病気をしないとか、虫歯にならないともいわれています。そして、燃やした書初めの紙が高く舞い上がると習字が上手になり勉強もできるようになるそうです。

町田市内で、「どんど焼き」を行っているおもな、主催(しゅさい)者・地域は次の通り。

  • 金井町内会(金井スポーツ広場)
  • 中村町内会(小山中村公園)
  • 菅原神社(お焚き上げ)
  • 町田市青少年健全育成町田地区委員会(町田第一小学校校庭)
  • 町田天満宮ほかに、馬駈地区や広袴町内会のどんど焼きが知られています。

あなたの近くにもないか調べてみましょう。

※注1:無病息災=病気をしないで健康でいられること
※注2:五穀豊穣=すべての穀物が豊に実ること

受験(試験)で緊張(きんちょう)したらどうする?

試験にのぞむとき、緊張しませんか。
受験生のみなさんは目標に向けて、たくさん努力していると思います。
だけど、いざ本番になると緊張でいつもの力が発揮できないという方も多いと思います。
適度な緊張は、自分の力を発揮するためには必要だと言われていますが、「緊張しすぎ」は良くないですね。

そこで今回は、受験や試験で緊張を和らげる方法をいくつか紹介(しょうかい)します。

①深呼吸

大きく息を吸って、口をすぼめてゆっくりと周囲に聞こえないように静かに息を吐く、 これは試験前でも試験中にもできるリラックス方法です。

②顔の運動をする

目を思い切りつぶったり、口を左右に動かしたり(ひょっとこみたいに)顔の運動をすることはその場でできますし、こわばった表情からやわらかな表情になることができますよ。

③大きく伸びをする

緊張すると体が固まってしまうことが多いので、周りの人に迷惑(めいわく)がかからないように手を大きく伸ばしてみましょう。そうすると体もリラックスできますよ。

④自分の今までの努力を信じる

試験直前に「最後の詰め込みだ!」と教科書などを見てもあまり頭に入ってこないと思いますが、今まで使っていたノートや、ドリル、ワークなどを見返して、「これだけやったのだから」と思うことで緊張が解けますよ。
自分の自信につながる「努力の成果」を形に残しておくことはとても大事です。

受験や試験が近づくと、心も体も神経質になりやすいと思います。
体調を崩してしまうと今までの力を発揮しにくくなってしまいます。
だからこそ、手洗い・うがいなどの当たり前のことも普段以上に意識して行ってくださいね。

徹夜(てつや)をすることやご飯を食べないことは、頭が働かなくなる原因になるので絶対にやめましょう。

では、受験生のみなさんは、受験本番まで、時にはリフレッシュもしながら、目標に向かって頑張(がんば)りましょう!