もうすぐ今年も終わり。年末年始はイベントがいっぱい!
クリスマスにお正月、みんなはどう過ごすかな?楽しい時間になるといいな♪
今回の冬の特集は「色んなお正月情報」をみんなにお届けします。
町田で行われている年末年始の行事や、意外と知らないおせちの由来(ゆらい)や料理に込められた意味、実際におせち料理を作ってみようなどお得な情報がいっぱい!
これを見ていつもとは少し違うお正月を過ごしてみては?
町田でお正月 作ってみよう!①
みなさんはお正月におせち料理は食べますか?
昔は元旦(がんたん)から三日間の三ヶ日はお店がいっさい開いていませんでした。そのため、おせち料理は保存のきくものばかりです。今ではコンビニやスーパーなどがあり、三日間も同じおせち料理を食べるなんてことはなくなったようです。お店が開いていないからという理由もありますがもう一つ、いつも料理を作ってくれるお母さんに三ヶ日くらいは休んでもらうという理由もあるそうです。
おせち料理にはそれぞれ新年への願いが込(こ)められています。次の元旦はおせち料理一つひとつに込められた願いを思い浮(う)かべながら食べてみてください!
- 鰻(うなぎ)の焼き物:「鰻登り」という言葉から出世を祈願するもの。
- 田作り:カタクチイワシを肥料とした田んぼが豊作だったことから五穀豊穣を願うものになった。
- 鯛(たい)の焼き物:「めでたい」の語呂合わせから。
注)意味には色々な説があります。
などなど、一つの料理に多くの意味があり、他にもいろいろな願いが込められたたくさんの料理があります。ぜひ他のものも調べてみてくださいね!
そして、おせち料理を重箱に詰(つ)めるのは、めでたさを「重ねる」という意味で縁起を担ぐ理由があります。本来は五段重ねであったと言われていますが、現在では四段重ねが一般的(いっぱんてき)となっており春夏秋冬を表すとも言われています。最近は三段や二段と略式のものも多くなっているそうです!
食べる機会が減ってきているおせち料理。来年は家族や友人たちとおせちを食べながら新年への抱負(ほうふ)を語り合うのもいいかもしれませんね。
~実際におせち料理を作ってみよう!!~
簡単 栗きんとん
材料
さつまいも(金時芋(きんときいも)) 1本400gくらい
栗の甘露煮(かんろに) 1本200gくらいの小瓶
作り方
- さつまいもは1センチくらいの輪切りにして、皮を厚くむく。
(むいた皮はきんぴらか天ぷらにするとおいしいよ)
これで、だいたい300gくらいになる。 - さつまいもがひたひたになる位の水を入れ中火でゆでる。
水分が飛んでさつまいもがひび割れるくらいまでゆでる。
(この時、焦(こ)がさないように様子をみてね) - やわらかくなったら、熱いうちに
・なめらかなのが好きな方は
すりこぎでつぶし、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜる。
・いもの形が少し残っているのが好きな方は
スプーンの背などで荒(あら)く押(お)しつぶす。 - 栗の甘露煮のシロップを入れて混ぜる。
栗の甘露煮を入れて、栗をつぶさないように混ぜる。
シロップがなくなり、つやがでたらできあがり!!
町田でお正月 行ってみよう!②
早いもので今年も残り少なくなりましたね。皆(みな)さんは年末年始どう過ごされますか?
遠出もいいけれど、今年は地元町田でほっこり年末年始を迎(むか)えてみてはいかがでしょうか。
歩いて行ける神社やお寺でお参りするも良し。お家の人とおせち料理の由来について語りながら、簡単レシピにチャレンジしてみるのもどうかな。
ここなびはそんな皆さんに地元のちょっぴり嬉(うれ)しい年末年始の情報をお伝えしたいと思います。
皆さんの新しい年が素敵な年になりますように。
〈鶴川~小野路エリア〉
~里山交流館~
美しい日本庭園を見ながら手打ちうどんや季節ごとのデザートも味わえる癒(いや)しの空間です。(冬はお汁粉(しるこ)等)
無料のお茶のサービスも嬉しい。
工作教室や様々なイベントも行われる他、蔵を利用したギャラリーには時々のアート作品も展示されます。
奥に和室もあり、お弁当や軽食も持ち込めて勉強もできる、学生にもありがたい場所です。
スタッフも暖かく見守ってくれ、ホッと一息できる小野路エリア一押(いちお)しのお勧めスポットです。
※12/29~1/3まではお休み
※提携パーキング有
~小野神社~
学業の神様として平安時代から続く歴史ある神社です。
年末年始には神社では珍(めずら)しい『宮の鐘』をつくこともでき、年越(としこ)しの風情(ふぜい)を味わうことができますよ!
参拝者にはミカンも振舞(ふるま)われます。
※鐘つき、ミカン配布は12/31~1/3迄
~浅間神社~(せんげんじんじゃ)
町田市で最も標高の高い所に位置する神社です。初詣(はつもうで)期間中は焚(た)き火を灯し、参拝者には甘酒(あまざけ)やミカンが振舞われます。門までは険しい「男坂」なだらかな「女坂」もあります。
あなたならどちらから行く?
※甘酒、ミカンの配布は12/31~1/1迄
~春日神社~
元日には獅子舞(ししまい)が登場し、『奉納(ほうのう)の舞(まい)』や『神楽舞(かぐらまい)』も見られる神社です。参拝期間中には手作りの甘酒と飴(あめ)が振舞われるのも嬉しいですね。
例大祭では地域の子供達からの「絵灯籠(えとうろう)」の奉納もあり、地域と深く結びついている神社です。
※甘酒と飴の配布は12/31~1/3迄
〈南大谷エリア〉
~南大谷天神社~
私は毎年、家族みんなで決まった神社に初詣に行きます。お賽銭(さいせん)だけをポケットに入れ、家から神社までの道中にある恩田川を眺めながら歩いて行きます。神社の中ですれ違う人に挨拶(あいさつ)をし、お参りを終えると温かい甘酒がもらえます。焚き火を囲んで飲む甘酒はとても美味(おい)しくて「この甘酒を飲まなければ私の新年は始まらない!」と思うくらいです。家族と昨年の感想や新年への抱負(ほうふ)を話しながら飲む甘酒は本当に本当に美味しいのです。
町田三天神(さんてんじん)の一つ、南大谷天神社では毎年、元旦の朝は参拝客に向けて甘酒一杯(いっぱい)を無料配布しています。お酒の香(かお)りもそんなに強くなく、子どもでも美味しく飲めます。他にも破魔矢(はまや)やお守り、おみくじなども販売(はんばい)していますよ。
町田でお正月 やってみよう!③
除夜(※注1)の鐘(かね)をつきに行ったことはありますか?
大みそかの23時45分頃になるとゴ~ンと聞こえてくる除夜の鐘。
聞こえ始めてから家族で出かけて除夜の鐘をついて新しい年が始まります。
ここなび相談員の聞き込(こ)み情報によると、町田には誰(だれ)でも除夜の鐘がつけるところって意外と多いみたいですよ。
今年は、ご近所で除夜の鐘をついてみませんか?
- ◎圓林寺(えんりんじ)(町田市相原町3729)
- ◎勝楽寺(しょうらくじ)(町田市原町田3-5-12)
- ◎養運寺(よううんじ)(町田市本町田3654)
- ◎熊野神社(くまのじんじゃ)(町田市三輪町1925-1)
- ◎妙福寺(みょうふくじ)(町田市三輪町811 )
- ◎野津田薬師堂(のづたやくしどう)(町田市野津田町3424)
- ◎華厳院(けごんいん)(町田市野津田町608)
- ◎妙全院(みょうぜんいん)(町田市広袴2-14-23 )
- ◎慶性寺(けいしょうじ)(町田市大蔵町2177 )
- ◎祥雲寺(しょううんじ)(町田市高ヶ坂7-15-1)
- ◎東雲寺(とううんじ)(町田市成瀬4-14-1)
- ◎圓成寺(えんしょうじ)(町田市鶴間5-17-1)
- ◎福寿院(ふくじゅいん)(町田市つくし野3-3-5)
なお詳細は、あらかじめ各寺院のホームページなどでご確認の上お出かけください。
注1:《除日(じょじつ)の夜の意》1年の最後の夜。
徐:古いものを捨てて新しいものに移る。
夜:最後の夜。