社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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「地震・雷・火事・親父」

うらら相談員

あなたはこの言葉を聞いたことがありますか?「じしん・かみなり・かじ・おやじ」と読みます。声に出して読むと、調子がよく、覚えやすいですね。
この意味はというと、世の中で特に怖いとされているものをその順に並べた言葉、だそうです。最後の※「親父」はお父さんの意味だとすると、あなたのお父さんは怖いかな?

さて、今月の特集は、「親父(おやじ)」でなくて、最近、多い地震や台風のような大きな災害にたいしての、相談員の体験談や、その時の心構えなどを載せてあります。役に立つと思いますので、ぜひ、読んでくださいね。

※・・・諸説あって、「台風」という意味もあるそうです

ミモザ相談員

「子ども目線での災害時の注意点」

大人も子どもも自分の命を守れるかわからない災害時。
平穏な生活ができている今こそ、どういった危険が起こりうるか考えてみようと思う。

1、学校で起きた場合

日ごろから、どの学校でも避難訓練など行われています。避難場所や方法を思い出し、まずはできるだけ冷静に、先生の指示に従おう。そのためには、定期的に行われる避難訓練にきちんと参加したい。

2、登下校中で

親子にとって、登下校中に災害にあうことが一番心配だ。中高生になると、遠くの学校まで通っている子も多いはず。普段の通学時から、通学路ではどんな場所が危険なのか、自分でもよく考えておくこと。それに加えて、親子で話し合っておくことがとても大切だ。

通学路を歩いていて、地震や台風、竜巻が起これば電柱やブロック塀(べい)が倒れてくるかもしれない。看板が落ちてくるかもしれない。そんな時は、ランドセルやカバンで頭を守りながら、丈夫(じょうぶ)な建物や公園、広場などに避難しよう。どうして良いか分からなくなった時は、近くの大人に助けを求めることも必要だ。

駅や電車、バスの中で遭遇した場合は、しばらく車内や構内に閉じ込められてしまうこともあるかもしれない。通学時間が長い子ほど、携帯の充電器や、緊急用の小銭を持参しておきたい。水筒やあめ、ビニール袋やタオルなども常備したい。

そして、体力を消耗しないためにも、パニックにならず、鉄道会社のアナウンスを待ってから行動しよう。体調が悪くなった時はがまんしないで周りの人にSOSを出そう。困ったときはお互い様。無理に家や学校に移動せず、状況がわかったら家族に無事を知らせよう。それから移動できる状況か駅員さんなどに確認してから行動したい。

3、家庭において

家庭においては、やはり普段から家族で家具などの転倒防止の備えや、食料の備蓄(びちく)などはしておきたい。災害時、親は仕事などで、子ども一人で家にいる場合が高学年になるほど増えてくるだろう。その場合、例えば地震なら、揺れがおさまるまで家具などの固定された安全な部屋で身を守り、おさまったらテレビやラジオ、インターネットなどで起きている状況を確認しよう。それから家族との安否も確認したい。電話がつながらない場合に備えて、家族で決めた伝言版アプリなどを入れておこう。親の職場や学校、祖父母や親せきなどの連絡先もいくつか登録しておきたい。

4、塾や習いごと等、学校や家庭以外の場所で

今は小学生から中高生まで、放課後は、塾や習い事、クラブ活動などで過ごす時間の長い子がほとんどではないだろうか。大手の塾などでは親子との連絡方法から、災害時の避難場所など取り決めてある所もあるようだ。しかし、改めて私たち自身がそこで災害に会った時、どのように身を守るか想定しつつ、塾や教室にも事前に確認しておくことが必要だ。

・・・学校によって異なる場合があるので学校の指示に従って下さい

・上記は、各学校で配布されている「東京防災」を参考にしました。

にこ相談員

「外出時に災害が起きてしまったら」
~帰宅困難者(こんなんしゃ)の受け入れ~

東日本大震災が起きた時、職場だった大学で仕事をしていました。
吹き抜けの天井から壁が剥(は)がれ落下したり、大きなガラスの窓は歪(ゆが)んでガタガタしている中で学生を誘導(ゆうどう)しグランドに避難していました。毎年、キャンパスで避難訓練をしていたにも関わらず何もかもがバタバタな状態で時間ばかりが過ぎていきました。状況の把握(はあく)がなかなか出来ずに避難場所からどの様に行動すればよいのかの判断が難しい状態でしたので仕方がなかったのかもしれません。

辺りが暗くなるころに交通機関も停止している状況などが伝わってくると帰宅できない学生や職員が多くいる事が問題になり体育館や教室で過ごすことになりました。その頃には帰宅困難者※が多くいる事が解(わか)り、大学に関係のない方々にも一緒に過ごしていただけるようにご案内しました。大学には学食が有りお米も備わっていましたので沢山のご飯を炊(た)いて職員がおにぎりを作り少しずつですが皆さんにお配り出来ました。

後に知ったのですが、帰宅困難者の過ごす場所として大きな会社、ホテル、学校など色々なところが場所の提供をされていたとの事です。

もし、外出時に大きな災害に遭遇(そうぐう)してしまい帰宅する事が困難な場合には一人で歩きまわったりせずに色々なところで時間が過ごせるということを思い出したください。そして帰宅できないことをご家族はとっても心配していますので、家族との連絡方法を決めておいてください。

※帰宅困難者・・勤務先や外出先等に於いて地震などの自然災害に遭遇し、自宅への帰還が困難になった者を指す用語。内閣(ないかく)府中央防災会議では、統計(とうけい)上のおおまかな定義として、帰宅距離10キロ以内は全員「帰宅可能」、10キロを超えると「帰宅困難者」が現れ、20キロまで1キロごとに10%ずつ増加、20キロ以上は全員「帰宅困難」としている

ピッピ相談員

「ピンクは着ないで!」

近年、日本の各地で大規模(だいきぼ)な震災や水害が数多く起きています。いつ私たちが住んでいる地域で起きてもおかしくないです。

もしものとき、家族がどこへ避難するかなど、家庭内で「避難広場(避難場所)」及び「避難施設(避難所)」の確認をもう一度話し合いましょう。

避難したら、子ども一人では、絶対に行動しない。トイレ、着替えも一人ではしない。必ず、家族と一緒に。家族がいなかったら多くの大人たちのそばに居て。

避難所はおうちのリビングのように安心安全ではないよ。

残念ながら、被災地にも犯罪があります。

女の子に伝えたい。ピンクなど遠くから女の子とわかるものを身につけないで。
長い髪はニット帽に入れて。

あなたの心とからだを守るためにも。

市内の指定避難広場(避難場所)
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/bouhan/bousai/bousaitaisaku/saigaitaisaku/hinanbasyo.html

しずく相談員

「3.11の記憶」

2011年(平成23年)3月11日、この日を覚えていますか?
 東日本大震災と呼ばれる災害は、私たちに大きな恐怖を与えました。日本時間で14時46分18秒に発生した大地震。この時、みなさんは何をしていましたか?

当時、私はまだ中学生でした。体育の授業で校庭にいて、みんなでキックベースをしていました。そして、あの大きな地震がやって来ます。起震車(きしんしゃ)※注1体験はしたことがありましたが、本物の大きな地震は生まれて初めての体験でした。

体育の先生が声を張り上げて校庭の真ん中に集まるよう指示を出しました。周りのクラスメイト達は悲鳴を上げながら走り、先生の傍(そば)でしゃがみ込みます。そして私は目の前でキシキシ、ミシミシと学校が音を立てていることに気付きました。「もし、学校が崩(くず)れたら」そんなことが頭に思い浮かび、自然と涙が溢(あふ)れます。あの中には、先生が、友人が、先輩が、後輩が、みんながいるのに。私はパニック状態(じょうたい)になり、体を丸めながら泣きじゃくりました。小学校にいる弟たち、仕事に行っている両親、離れたところに住む祖父母や親戚(しんせき)のことも頭の中を巡(めぐ)ります。

すると、クラスメイトの女の子が私をぎゅっと抱きしめました。「大丈夫だから」と優しく声をかけて、私を落ち着かせようとしてくれました。その子とはいつも一緒というわけではなく、たまに会話するくらいの友だちでした。

その後は彼女とは疎遠(そえん)になり、今は何をしているのか分かりません。けれど、あの優しさはきっと今でも持ち続けているだろうなと思います。

もしも、彼女に慰(なぐさ)められていなかったら。あの日の私はどうなっていたでしょうか。全校生徒が校庭に集められた後でもまだ泣いていたかもしれません。冷静に先生たちからの指示を聞くことができなかったかもしれません。

混沌(こんとん)※注2とした状況(じょうきょう)で心の余裕を失くしてしまった時、誰かと一緒にいることがどれだけ心強いか、独りでないことがどれほど安心するかを学びました。「もしも」の時、あなたも誰かと一緒にいてください。助けて、助けられ、支え合いながら困難な状況を乗り越えて欲しいと思います。

そして、次は私が誰かの支えになる番だと考えています。それは緊急事態の時だけでなく、日常でも誰かの支えになりたいです。

注1 起震車…地震を擬似(ぎじ)体験できる振動装置を搭載(とうさい)した自動車のこと。
注2 混沌…物事が無秩序(むちつじょ)で、まとまっていない状態を意味する語。

つくし相談員

自然災害の心構え

地球温暖化よるためか明確ではないが、今年に入って自然災害が多い。台風24号による災害、北海道胆振(いぶり)東部地震、西日本豪雨災害、熊本地震などがある。

今後、町田市や多摩地区に予想される台風や地震、津波の襲来についての対応を考える。

町田市は、多摩丘陵のほか、鶴見川、恩田川、境川と3つの主要河川が東京湾や相模湾にそそいでいる。従って、集中豪雨、台風、地震に際して大きな被害を受け易い。そこで、その対応を調べてみました。

1 行政からの情報

  • 町田市ホームぺージ
    https://www.city.machida.tokyo.jp/
  • 防災行政無線放送
  • 防災無線フリーダイヤル Tel: 0800-800-5181
  • 防災情報メール配信サービス
  • J-ALERTによる国からの情報等を放送する。

2 特別警報とは

警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に発表されるもので、最大限の警戒が必要。
 ※直ちに自分や家族の命を守るための行動をとること。

3 風水害情報 (発表の基準)

 ※最新の情報に注意して、災害に備えた早めの準備をする。また、雨・風の影響を受けやすい地区と、非難困難者は早めの行動を!

注意報災害発生のおそれがある場合、その旨、注意喚起を促す
大雨注意報大雨による災害が発生する恐れがあるときや浸水災害や土砂災害が考えられるとき
洪水注意報大雨、長雨、融雪などにより河川が増水し災害の恐れがあるとき
警報重大な災害がおこる恐れがあり「注意報」に比べて、さらに深刻な被害や切迫した災害に、見舞われる危険が想定される場合に、警告するために、発表する予報
大雨警報大雨による重大な災害が発生する恐れがあると予想したとき
洪水警報大雨、長雨、融雪などにより河川が増水し重大な災害の恐れがあるとき

4 風水害に関する知識・情報 (町田市防災マップ)

町田市市役所HPより
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/bouhan/bousai/bousaitaisaku/sonae/bousaimap.html

5 土砂災害に関する知識・情報 (ハザードマップ)

町田市市役所HPより
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/bouhan/bousai/bousaitaisaku/sonae/dosya.html