社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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なんでも話せる人はいる?

あなたにとって、話しやすい人はどんな人ですか?
見た目に優しさを感じる人?
否定せず自分の話に耳を傾(かたむ)けてくれる人?
愛嬌(あいきょう)がある人?
そんな人、自分の周りにはいないよ・・・。
なんていう声もあるかもしれませんね。
今回の特集は「なんでも話せる人はいる?」をテーマとしています。
ぜひ、のぞいてみてくださいね。

きみどり相談員

頼(たよ)るって、どういうこと?

家族、近くにいる友人、近くにいなくても仲の良い友人、仕事の仲間、共通する趣味(しゅみ)を持つ知り合い。住んでいる場所、年齢(ねんれい)、性別問わず、自分を取り巻いている人間関係は色々あります。

けれど、うまく頼れない…孤独(こどく)…誰(だれ)かを傷つけたくないから一人で頑張(がんば)るしかない…と思ってしまうことはありませんか。

甘えていると思われてしまう、相手に負担をかけたくないなど、相手の気持ちを先回りして考えてしまい、うまく頼れないと思っている人もいるかもしれません。
ただし自分が頼れる人とは自分が信頼(しんらい)できる人、
何かお願いごとをするということはあなたを信頼していますということを伝えているのと同じなのではないかなと思います。
あなたを信頼しています、と言われたらきっと嬉(うれ)しいと思います。

いきなり相談するのがドキドキしてしまうなら、今度相談したいことがあるから、ちょっと時間もらえるかな?と言ってみる、またメールをしてみるのもよいでしょう。

また頼る前に、自分はこんなことで困っていると素直に周りに伝えることでアドバイスをくれたり、誰かが助けてくれることもあります。

まずは自分の気持ちを素直に認めてあげてくださいね。それだけで大きな一歩を踏み出しています。

だんだん歳を重ねてくると、否が応(いやがおう)でも自分の不得意なことがわかります。
失敗して、かっこう悪い姿もたくさん人に見せますし、人のそのような姿も見ることもあります。
恥ずかしいと思う気持ちはあるけれど、お互い頼り合って助け合って、人に感謝したり成長していく経験を積み重ねていきます。そんな時間はありがたいものだと感じます。

近くにいるひとに相談できるような気持ちになれない悩みを抱えている人もいるかもしれません。
今は匿名(とくめい)でも相談できる場所がたくさんあります。ここなびも貴方が何かモヤモヤして困っているとき、そっと寄り添(そ)える場所になりたいと思っています。

アナベル相談員

なんでも相談できる人はいる?

人は生きていくうえで多かれ少なかれ悩(なや)みを抱えているもの。(前回の特集「大人も悩んでいるよ」も読んでみて)皆さんは悩みがある時、どうする?相談する人がいる?

私はみなさんよりたくさん生きてきた分、大きな悩み小さな悩みがたくさんあったけど、自分一人で解決できないときには周りにいる人に相談してきました。
学生時代は友達のこと、好きな人のこと、進路のこと、家族のことなど、多くは信頼(しんらい)できる友人に話をしたり、手紙を書いたりしてきました。大人になってからは悩みの種類に応じて相談する人(友人・親・恩師・会社の人・病院の先生・美容師さん等)を自分で選んできました。
私は恵まれていて悩みを相談できる人が身近にいてたくさん助けられた経験があります。もちろん悩みが解決できなかったこともあったけど一人で抱え込んでいるより誰かに聞いてもらえること、共感してもらえることでずいぶんと気持ちが楽になったことがあります。
悩みの内容によっては誰にも話せないこともあるかもしれない。友達に話したら軽蔑(けいべつ)されるかもしれない。そもそも信頼できる人がいない人もいるかもしれない。

相談するって意外と勇気がいることです。
頭の中でもやもやしていることを紙に書き出して整理すること、参考になる本を読むことも悩みの解決の糸口になるかもしれません。
考えたこと、悩んだことを誰かに話すことですっきりすることも多いものです。一人で悩まず「聞いて」と発信してみてはどうですか。

さくら相談員

何でも話せる人はいますか?

「何でも話せる人はいますか?」というテーマをもらった時に、正直に言うと困ってしまいました。「何でも」話せる人はいないなあと思ったからです。
理由はいろいろあるのですが、この話はできてもあの話はできないからとか、過去に何でも聞いてくれると思って話をしたら、かえって嫌(いや)な思いをしたことがあるから、とか、風船やビーチバレーくらいの軽い話なら聞いてくれるけど、ボーリングみたいに重い話だとキャッチしてもらえないだろうなと思ったりとか、悩(なや)みを相談するのはちょっと恥(は)ずかしいなと思ったりとか……。
でも、そんな時に思い出した本がありました。チャーリー・マッケジー氏の「ぼく・モグラ・キツネ・馬」という本です。
その中にこんな場面が出てきます。

『いままであなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?』ぼくがたずねると馬はこたえた。『たすけて』

自分からどうせ、とか、きっと、とか思わずに、「話したいことがある」「悩みを聞いて」「ちょっと疲(つか)れたこころをたすけて」と伝えることは弱いことではなく、ゆうかんなことなんだ、と思いました。
勇気がいるし、もしかしてまた嫌な思いをすることになるかもしれないけれども、でも、伝えなくては始まらないこともあると思います。 あのことを話してみよう、ちょっと今嫌なことがあるから話をきいてたすけてもらいたい、わたしもそう思いました。
みなさんも、誰かの顔か浮かんだら勇気を持って話してみてください。
そして、誰も思い浮かばなかったときは、「ここなび」に話しにきてください。
わたしたちの小さな勇気が、明日の一歩になりますように。