社会福祉法人町田市社会福祉協議会
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こころと体のセルフケア

きみどり相談員

「意識して、自分を愛する」

夏から秋に季節が移りゆく中、夏休みも終わり生活リズムに変化がある時期を迎えているみなさんもいるのではないでしょうか。ストレスを感じるとき、大変なことや嫌なことが原因(げんいん)というのはわかりやすいですが、人は良いことであっても変化にはストレスを感じるようです。今日は自分にとって充実した 1 日だった、新しい環境で新しい仲間と話して楽しかった、というような時間を過ごした後でも、その刺激(しげき)や変化でなんだか少し疲れたなと感じることもあります。


そこで疲れたなと感じたとき、わたしはまず「よし!今日は自分を労(いたわ)る時間を作ろう!」と意識をします。普段はがまんしている高カロリーなおやつも、ただ食べてしまうと「あ…ストレスに負けて食べてしまった…」と自己嫌悪(じこけんお)に陥(おちい)ったりしますか、「今日は頑張っている自分にご褒美(ほうび)だから特別!」と思って食べれば、満足度もあがり幸せな気持ちになりますね。今日は前から見たかったこの動画を楽しもうと意識して動画鑑賞(どうがかんしょう)を楽しむのと、ただなんとなくダラダラ動画をみて時間を潰(つぶ)すのでは満足度が変わりませんか?たとえそれが 5 分 10 分と短時間であっても、意識して自分を労ることで満たされます。


わたしが好きな自分の労り方は…普段(ふだん)は次の用事のために忙しく通り過ぎてしまう場所、例えば花屋さんに寄り道していいお花の香りをゆっくり楽しんだり、本屋さんであえて自分が普段読まないような本をたくさん手にとって気分転換(きぶんてんかん)をしたり。あとは写真を撮るのが好きなので、絵になる場所を探して散歩したり。身体を動かし、普段とは違う場所にいくと心も軽やかになります。みなさんもじっくり自分を愛する時間、作ってみてくださいね。まだまだ残暑(ざんしょ)厳(きび)しい毎日、どうぞご自愛(じあい)ください。

アナベル相談員

「こころと体のセルフケア」

やっとコロナが明けいろいろな場面で規制(きせい)が緩和(かんわ)されてきましたが、次に待っていたのはこの夏の酷暑(こくしょ)です。みなさんどのようにこの暑い夏を乗り越えてきましたか?

今はエアコンという便利な電化製品がどこの家庭にも備え付けられているので不便を感じる人は少なくなったでしょうが、エアコンで体の不調を訴える人も少なくないですね。

夏の暑さだけでなく、人間を取り巻く環境因(かんきょういん)(暑さ、寒さ、コロナ、災害等)はこころや体の安定を左右する重要な要素となっています。

今夏、暑くて夜熟睡ができないと昼間に物事に集中できなくなったり、飲み物ばかり飲んでいると肝心な食事が食べられなくなり元気が出なかったり、クーラーの中で過ごすことが多くなって寒暖差に身体がついていかなくなったりして、なんとなく体の不調からこころの不調へと移っていくことはないでしょうか?

そのような心身の不調を予防するために私が日頃から心がけているセルフケアをご紹介します。

①「食べる」きちんととは言えないですが3食食べるようにしています。栄養バランスを考えることは大事ですが、やっぱりたまには好きなスイーツやフルーツを食べて幸せな気分になることがおすすめです。

②「寝る」寝る前にスマホを見てしまうことも多いですが0時になる前には目を閉じるようにしています。そして昼間でも眠い時には短時間でも眠るようにしています。(その環境にない人には申し訳ないですが)

③「お風呂の湯船に入る」暑い夏はどうしてもシャワーで済ませてしまいがちですが、たまにでもいいですのでぬるめの湯船に浸かると体の疲れが取れ、リラックス効果も期待できます。

④「誰かの役に立つことをする」私はボランティアを少しばかりしていますが、そんな大げさなことではなく、家庭の中でできるちょっとしたお手伝いでもいいですね。自分が誰かの役に立っているという自覚が自身の安心感を得る源になると思います

⑤「趣味などの好きなことをする」自分の好きなことを見つけてそのことをやっているときは夢中になり、精神を集中させることができます。日頃の嫌なことを忘れ、心が浄化されます。

⑥「ヨガ」最近ヨガ教室に通い始めました。ヨガは身体の不調をメンテナンスするとともにストレスを緩和し、心の健康を促進する効果があります。ヨガをしている時間は日常の雑事や不快な思い、ストレスを忘れ、心の落ち着きを取り戻すことができます。忙しい毎日を過ごしている人は、日頃頑張りすぎている身体をほぐしながら心身ともにリフレッシュできる時間が過ごせます。

こころと体は切っても切れない関係にあります。どちらかが弱っていると心身のバランスを崩(くず)してしまうことが多いです。ちょっとした不調を感じたときに自分に合ったセルフケアができるように日頃から意識していられるとよいですね。

くろらん相談員

「こころと体のセルフケア」

これまでに意識して「ケア」をしていることや、「ケア」を必要に感じることがあまりなかったので、一年を通じて自分のこころと体がどう変化しているか季節ごとに振り返ってみました。

春は、付き合う人や環境が変わって落ち着かないです。花粉症もひどいのですっきりしないです。

夏は、じめじめしていて疲れやすいし、最近は猛烈(もうれつ)な暑さでしんどい。人と会って話すと頭が痛い。

秋のカレンダーなのにいつまでも暑くてどこから秋だかわからない、暑さの疲れかいつも眠い。                             

冬は寒くて身体も心も縮(ちぢ)こまって面倒くさくて外に出たくない、話そうとすると咳(せ)き込んで恥ずかしい。                              

こうして改めて向き合ってみると、結構後ろ向きに捉えているんだなぁとわかりました。それでも、こころと体のバランスが取れるように、自然と「ケア」という名の「過ごし方・考え方」をしていることに気がつきました。生きることを肯定(こうてい)し私自身を支えてくれています。

・気分転換(きぶんてんかん)になる好きなことをいくつか見つけておく

・気分転換は小出しにして集中しないこと

・出来るかどうかではなくて、チャレンジしたいこと、モノ、「おっいいな!」と思う感覚を大事にしてリストにする

・苦手な人に合わなければいけない時は、その活動で待っていてくれる人の顔を思い出す

・暑い時、寒い時はよく眠る

・イヤなことには、やっぱりイヤだったよねと自分に正直になる

・健康診断に行くなど、体調管理をする。早めに薬を飲んで悪い状態を引き起こさない

・やけ食いしない!

・自分の頑張れる容量(ようりょう)を知る

・相手から自分の印象を知る努力をする・・けどあまり気にしない

などなど、何も悪いことなく順風満帆(じゅんぷうまんぱん)な毎日ではないけれど、今日一日生かされた自分に「お疲(つか)れさん!」と言って眠りにつくようにしています。

皆さんもこころと体に小さな振り返りをしてみませんか?評価ではない振り返りから自分の何に「ケア」が必要なのか見えてくるかもしれませんよ。