会長　鈴木　忠

「65歳を迎え、越し方を振り返って」

町田町は1954（昭和29）年に南村と合併し、翌年2月、堺村、忠生村、鶴川村と大同大合併、商店街を提灯行列でお祝いするなか、町田市はその産声を上げました。私共は1958（昭和33）年5月に任意団体として発足。1969（昭和44）年社会福祉法人としての認可のもと、行政や地域の皆様の温かいご理解ご協力をいただきながら、地域が必要とする諸々の福祉に係わる諸事業に携わってまいりました。

1996（平成8）年度から「第一次町田市地域福祉活動計画」がスタートしましたが、その基本理念は「誰もが安心してしあわせに暮らせるまちづくり」で、現在の第五次同計画においても継承されて来ております。特に具体的目標として以下の3項目を掲げました。

• 手助けの輪をつくる、つなげるみんなのまち
• 支えあい、寄り添いあうみんなのまち
• 必要な支援を届けられるみんなのまち

そして、ひとつでも多くの「笑顔の花を咲かせる！」そんな活動を真摯に取り組んでまいる所存であります。

縁あって生活する場、働く場所を同じくする市民の皆様と、互いに連携し協力しあって、より手助けを必要としている方々へのアプローチを、より充実したものへとさせていくため、サテライトオフィスとして相原地区に「まちだ福祉〇ごとサポートセンター堺」を開設いたしました。また、市内各種団体や個人の皆様からの多大なご協力を受けて「バザーでエール」がスタートし「フードバンクまちだ」や「おうちでごはん」事業などもより充実したものとなってきて、笑顔の花もたくさん咲くようになりました。

これからも行政と一体となって、手助けを必要とされている方にしっかりと寄り添う福祉活動を、来るべき70周年に向けて役職員一同「志」を一つにし、関係する皆様のお知恵とお力添えをいただきながらその職務を遂行してまいります。

今後とも町田市社会福祉協議会に対しまして、なお一層のご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。